ドイツから来た旧日本海軍・潜水艦「呂500」探索調査を生中継
6月12日(火)22時~
調査チームによる事前解説も生放送↓
※悪天候等により、放送開始日時・期間に変更の可能性があります。
※6/21(木)午前6:00頃~午前8:30頃の間、システムメンテナンスのため放送が一時中断となります。
ドイツから贈られた潜水艦・Uボートは、
ヨーロッパから約3万km、90日を経て日本に到着した――。
旧日本海軍・潜水艦「呂500」探索プロジェクト
~みんなで「呂500」を探そう~
※ハッシュタグ #呂500探索 をご利用下さい
第二次世界大戦後、連合軍によって海没処分となった
旧日本海軍の潜水艦「呂500」が、今も日本海の若狭湾に眠り続けています。
「呂500」はもともと1941年にドイツ海軍の潜水艦「U-511」として建造されました。
ドイツがインド洋での交通破壊戦(商船への攻撃)強化を条件とし、
量産化のために潜水艦「U-511」を日本に譲渡することを決定。
<呂500/中継地マレーシア・ペナン出港時の様子>
1943年5月10日にヨーロッパを出港後、大西洋〜喜望峰〜インド洋と航行し、
90日間・約3万キロを経て広島・呉港に到着しました。
日本では、材料不足等により同一潜水艦を量産化することはできなかったものの、
防音装置や溶接など多くの技術を日本に伝えました。
その後「呂500」は練習艦として舞鶴で終戦を迎え、
1946年に連合軍により日本海の若狭湾に海没処分されました。
<呂500/広島・呉到着時とみられる様子>
今回、ニコニコ生放送では、ソナーや水中ロボットを駆使して実施される
潜水艦「呂500」探索調査の模様を日本海の若狭湾より生中継にてお届けいたします。
※今回の調査ではまず潜水艦が沈むとされる場所の探索から行います。ソナー調査を実施し
潜水艦と推測される発見があった際には水中カメラ調査に切り替えお伝えします。
※調査は各日、朝~夕方を予定しております。
※夕方~朝にかけては、呂500の模型製作や日中実施された調査の模様等をお送りする予定です。
■調査海域(赤印)/日本海・若狭湾
■探査船:大黒丸 / 水中ロボット
■共同企画
株式会社ドワンゴ
一般社団法人ラ・プロンジェ深海工学会
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)
■関連リンク
呂500探索プロジェクト:クラウドファンディング(6/18(月)午後11時まで受付)
模型工房ブレインズ
ラ・プロンジェ深海工学会 / 浦 環氏・コメント
昨年8月に「ニコニコ生放送」でお送りした長崎五島列島沖合の海没処分潜水艦群の調査は、私たちが海の上で、海の中で、一体何をしているのか、海の底の潜水艦が沈没してから70年以上経ってどうなっているのかをお見せすることができ、大きな反響を得ました。引き続き、若狭湾に海没処分された呂500、伊121それと呂68を探しにいきます。調査の模様をドワンゴさんとNICTさんのご協力を得て、リアルタイムでお見せいたします。呂500を探し出すことができるかどうか緊張しますが、その緊張を皆様と共有し、海を身近に感じていただきたいと思います。
昨年8月に「ニコニコ生放送」でお送りした長崎五島列島沖合の海没処分潜水艦群の調査は、私たちが海の上で、海の中で、一体何をしているのか、海の底の潜水艦が沈没してから70年以上経ってどうなっているのかをお見せすることができ、大きな反響を得ました。引き続き、若狭湾に海没処分された呂500、伊121それと呂68を探しにいきます。調査の模様をドワンゴさんとNICTさんのご協力を得て、リアルタイムでお見せいたします。呂500を探し出すことができるかどうか緊張しますが、その緊張を皆様と共有し、海を身近に感じていただきたいと思います。