ニコニコ生放送では6月22日(木)19時より「戦姫絶唱シンフォギア」、6月23日(金)19時より「戦姫絶唱シンフォギアG」、6月24日(土)19時より「戦姫絶唱シンフォギアGX」の一挙放送を行います。


■戦姫絶唱シンフォギア

このアニメーションは、
サウンドプロデュースグループ「Elements Garden」の代表を務める上松範康と、
ゲームクリエイターとして、数々のシステムやシナリオをリリースしてきた金子彰史の、
「すべての中心に音楽が据えられた作品を作りたい!」という想いが原作です。

人類を脅かす認定特異災害ノイズと、
唯一ノイズに対抗しうるシンフォギアシステムを身に纏った少女たちの物語が、
現代よりも少し未来の日本を舞台に描かれます。

少女たちは、理想を胸に懐きます。

少女たちは、現実に胸を痛めます。

突きつけられた過酷な状況に翻弄され、
それでも俯くことなくもがき続け、果ての無い地獄に挑む少女たちは、
「歌」の持つ力と、可能性を未来に信じて戦い続けます。

歌がドラマを掘り下げて、歌がバトルを彩る。
本格サウンドロマンアクション――戦姫絶唱シンフォギア。

――少女の歌には、血が流れている。

戦う者たちに流れる血の熱さを、その目で確かめてください。



■戦姫絶唱シンフォギアG

人類の脅威“認定特異災害ノイズ”と、唯一ノイズに対抗しうるシンフォギア・システムを身に纏った少女たちの葛藤と成長を描いた「戦姫絶唱 シンフォギア」は、2012年新春に放映されたオリジナルTVアニメーションです。

サウンドプロデュースグループ「Elements Garden」の代表を務める上松範康と、
ゲームクリエイターとして数々のタイトルを手がけてきた金子彰史が
人の情動を響かせる「歌」を主題にアニメ原作に初挑戦し、
ドラマチックに物語を描きあげました。

そんな「戦姫絶唱シンフォギア」の続編が、
「戦姫絶唱シンフォギアG」として帰ってきます。

作品のメインテーマである物語と融合した多数の劇中歌や、
スピード感溢れるスペクタルなストーリー展開はさらにパワーアップ。
引き続き登場となるシンフォギア装者、
立花響、風鳴翼、雪音クリスはもちろんのこと、
新たな装者達が登場し、熱くバトルを彩ります。

世界の存亡を賭けて戦う、少女たちの絶望と喪失――

そして、希望と歌の物語に、是非ご期待ください。



■戦姫絶唱シンフォギアGX

かつて――融合症例と呼ばれた少女は、世界終焉の真際に奇跡を掴み、
ガングニールのシンフォギアと適合を果たす。

地球霊長存続の名目で執行されようとしていた人類淘汰――
「フロンティア事変」と称される一連の騒乱は、
歌に血を通わせた少女たちの活躍によって終止符が打たれたが、
新たな物語は、それから程なくして幕を開けるのであった。

亜宇宙を弧を描いて引き裂く超音速の落下物体。
それは、ラグランジュ点での大気圏外活動を終え、
地球に帰還しようとしていた国連所属のスペースシャトルであった。

システムトラブルから機能不全と陥り、このままでは機体の空中分解、
あるいは地表ヘの激突は免れないという緊急事態に、息を飲むばかりの各国指導者たち。

遡る事、二度に渡り、世界を未曽有の危機より救ってきたシンフォギア装者たちも、
その力を日本政府保有の軍備とみなされる以上、
たとえ人道的救護支援であっても国外での活動はかなわず、待機を余儀なくされるのであった。

それから経過する100日余り。

フロンティア事変以降、認定特異災害「ノイズ」の観測は一例としてなく、
事の顛末を知る誰もがノイズの根絶と被害の終息を予感していた頃。

本部にてモニターへと向かっていた藤尭朔也は、
ノイズとは異なる、だが近似した反応波形を確認する。

場所は、横浜港大さん橋ふ頭付近。

そこには、小さな匣をかかえ、
逃げるように駆ける黒衣――<廃棄物11号>の姿が見られた。

世界を壊す、歌がある。

今はまだ、やがて訪れるその脅威に気づく者はなく、
夏の夜空に、ただ赤き粉塵が舞い踊るのみであった。