文化庁による「コンテンツの権利集約化に向けた実証事業」の一環として、「権利情報集約化等検討委員会」が制作した音楽権利情報一括検索サイト「音楽権利情報検索ナビ」が2月28日(木)までの期間限定で公開されました。

このサイトのシステムは、どこまで使い勝手がよいのか?

niconicoでは、2月5日(火)19時30分より、伊東歌詞太郎さんとユーザーの皆様といっしょにシステムに触れて語り合う「【伊東歌詞太郎 出演】楽曲の権利情報を解りやすく検索できる、こんなシステムが作られたようですよ」を生放送します。



番組内容
 文化庁主催で開催されている「権利情報集約化等検討委員会」においては、日本のあらゆる種類の楽曲情報の集中管理を目指して検討が行われてきました。
 今回2月1日から2月28日の間、この委員会にて制作したシステムを「実証実験」として公開することになりましたので、そのシステムについて、ネットユーザーの目線で論じてみよう、というのがこの番組の趣旨です。
 この検討委員会には、日本レコード協会、日本音楽著作権協会(JASRAC)、NexTone、日本芸能実演家団体協議会 実演家著作隣接権センター(芸団協CPRA)、日本音楽出版社協会、インディペンデント・レコード協会、インディペンデント・レーベル協議会という、そうそうたるメンバーに交じって、日本ネットクリエイター協会(JNCA)も参加させていただいており、株式会社ドワンゴもオブザーバーとして参加しています。
 このシステムのポイントしては「権利団体が複数ある楽曲の著作権情報が一目でわかる」「楽曲情報とその楽曲が収録された商品情報とがシームレスでつながっている」「商品情報とその商品に参加した実演家の情報とがシームレスにつながっている」「配信限定楽曲も検索できる」という感じです。
 ネットで「歌ってみた」や「踊ってみた」などの二次創作を行う人にとって、楽曲および音源や実演家の情報が解りやすく検索できるシステムというのは実にありがたい存在だと思います。
 しかし、はたしてどこまで使い勝手がよいシステムなのか?
 このあたりについて、音楽著作者でありアーティストでもある伊東歌詞太郎さんの忌憚ないご意見を効いてみよう、という番組です!


■出演者
Kashitaro-h300dpi
伊東歌詞太郎
株式会社ジャパンミュージックデータ社長 渡邊博一
一般社団法人 日本ネットクリエイター協会理事 仁平淳宏(司会)


■音楽権利情報検索ナビとは?
400x250「音楽権利情報検索ナビ」は、あらゆる国民が著作物を創作し、利用する「一億総クリエーター」・「一億総ユーザー」時代にあって、著作物の適法かつ円滑な利用を促進する環境整備のために文化庁が実施する実証事業の一環として開設したサイトです。
 実証事業としての公開の為、公開期間は2019年2月1日から2019年2月28日までとなります。