最新記事

カテゴリーアーカイブ

月別アーカイブ

RDF 1.0

RSS 2.0

ATOM 1.0

カテゴリーアーカイブ

ひとりごとシリーズ

12月12日はニコニコ建国記念日です

どもども。9さいになりました。
ニコニコです。
ありがたいことです。

9sai.JPG

記念して、今日限定でniconicoのロゴをサービス開始当時のものにしてみたのですが、気づきましたか?

当時からサービスをご利用いただいている方も、最近サービスを知った方も、今日は「仮時代の先駆者」や「β時代の英雄」などのタグから、当時の動画を楽しんでみるのも一興かもしれません。

これからも10周年、100周年、1000周年に向けて、ニコニコをよろしくお願いします。

comments: 0 | trackback: 0

プレミアム会員数250万、総登録会員数5,000万を突破

2015年7月28日(火)に有料会員であるプレミアム会員数が250万人を突破、そして同8月5日(水)にプレミアム会員を含む総登録会員数が5,000万人を突破したことをお知らせします。

いつもたくさんの方にご利用いただき、本当にありがとうございます!
これからもniconicoを末永く、よろしくお願いいたします。

comments: 0 | trackback: 0

2014年12月12日はニコニコ8周年

2014年12月12日はニコニコ8周年の「ニコニコ建国記念日」でした。
今年もささやかにケーキでニコニコの誕生日を祝う事が出来ました。
支えてくれたみなさまの大きな愛に深く感謝いたします!

FSCN0650.jpg

8年前に小さな会議室の一角で産声を上げてから8年。
あっという間のような、いろいろあったような。
あの頃に比べるとそこそこ大きなサイトになりましたが、初心を忘れずユーザーのみなさまのニコニコのために、ユーザーのみなさんと一緒になって、10年、100年つづく「ニコニコ」を育てていければと思います。

最後に、例のアレを貼っておきます。

comments: 0 | trackback: 0

「ボカロ3発売記念53時間生放送を終えて」

イベントが終わってから1ヶ月以上が過ぎやっと体調が回復しました。
ボカロファンのみなさま、イベントを支えてくれた関係者のみなさま、スタッフのみなさん
あらためて、イベントにご参加・ご協力頂き本当にありがとうございました。


今回のイベント企画は8月の半ばにヤマハの方からボーカロイド3の発売イベントのご相談を頂いたところから立ち上がりました。
当初は発売日にニコニコ本社をボカロがジャックするというイベントができないかという話だったと思います。
その時にどうせやるならと提案したのが現地会場にお客さんが自由に出入りできる3日間ぶっ通しの生放送イベントでした。


実際にはいろいろな制約からイメージ通りにはならない部分も多々ありましたが、
ネットもリアルも関係なく人がどんどん参加して盛り上がれるような時間と場所を築きたいというのが
自分の中にあるイメージでした。


そうイメージした理由は昔のニコニコ動画で日々感じていた「サイト全体で盛り上がっているような感覚」を
再現したいという気持ちがあったからだと思います。


サービス開始当時に比べると今は人も増え、ジャンル・カテゴリも増え、それぞれがニコニコの中で棲み分けて、
それぞれの中で独自の発展をしていくというメリットもありつつ、逆にひとつひとつの盛り上がりがジャンルの壁を
なかなか越えにくくなっているような気もします。


一概にすべてにおいて昔が良かったというつもりもなく、
その時一番良いものというのは時の流れとともに変化するしそうあるべきだとも思っています。

ただ人目に付きさえすればもっと評価されても良い、もっと多くの知ってもらうだけの価値があるものが埋もれてしまうのは悲しい。
自分の中でどうにかしなければと考えていたそういうニコニコの縮図がなんとなくボーカロイドの世界の中にもある気がしていました。


ボーカロイドの世界はボーカロイドというソフトウェアから初音ミクをはじめとするキャラクター達が生まれ、
またそのキャラクター達が音楽、ゲーム、本、映像、歌ってみた、踊ってみた、作ってみた、様々な幅広いジャンルが広がっています。


一言に「ボカロが好きだ!」、という人も実は知らないボーカロイドの世界がある。


ボーカロイド3の発売をひとつの理由にそうした様々なジャンルをユーザーもメーカーも公式も非公式も関係なく、
たくさんのボーカロイドというソフトから生まれた「何か」に横串をさして全部が繋がったお祭りをの場を提供できないか、
そのへんを熱く語った結果ヤマハさんの担当者の方にも結果賛同して頂いてボカロ53時間の開催に至りました。

実際問題53時間も何をやるのかという声もあり、53時間という放送時間そのものへの不安や、
予算、企画そのものの承認などいくつかのハードルはありましたが、そこはなんとか頭を捻り気合いで乗り切りました。


社内会議の場で「なんで53時間なのか?」という質問にV3でVは5だから53時間なんですと答えて
無理矢理話を通したというヤマハさん側でのエピソードはそうした話の中のひとつです。
当初の予定では21日の16時から23日の20時までを予定していたので実は52時間だったんですが、
このエピソードを正当化するために実際に番組終了時間が23日の21時になりました。
もはや52時間も53時間も大差ないということでこの1時間が延びることに対しては誰も何も言いませんでした。


しかしそれにしても53時間という時間は膨大です。
テレビですらよく目にするのは24時間とか26時間とかそのぐらいです。
しかもCMが無いので実質的な時間はもっと長いことになります。
番組表を埋める作業は難航しましたが、埋まらない夜間については当初年間ランキングなどの映像を作って流すことで
ある程度楽をしようと考えがあり、良くも悪くもなんとかなるだろうという気持ちはありました。


とはいえ元々の計画にはなかったこの53時間生放送というイベントに関わるスタッフは
ヤマハさん、ドワンゴともに当然専属ではなく他の案件との掛け持ちをしている人が100%です。


しかも仕事量的には常に100%でフル回転している人が多く、
一部ボカロPの方を中心としたユーザーさんへの声掛けははじまっていたものの本格的な準備がはじまったのは
イベントの約3週間前ほど前からだったと思います。


あまりに人手が不足していたので社内で頭を下げてまわり他の案件を持っていた人達を数名囲い込み
実質的に53時間生放送担当のようにしてしまいました。ただニコニコにとってのボカロの存在の大きさや、今回のボカロ3発売というタイミング、
ユーザーを巻き込んだお祭りの場を作ることに対する挑戦という点についてはみんな前向きで、
関わることになったスタッフは不安を感じつつも意欲的に取り組んでくれました。


この時点で少なくとも5〜6名の人間が毎夜遅くまで原宿の某所にこもり知り合いなどを当たり
番組表の内容を確定させそれぞれの中身について詰めていく作業に移っていきました。


とはいえ数週間後にライブをしてくださいとか、人によっては来週までに動画を作ってくださいというお願いをしなくてはいけず、
通常で言えば非常にタイトで無茶のあるスケジュールです。
番組表とにらめっこをしつつ、その場で「●●さんに協力をお願いできいか?」という案が出ると
電話、メール、Skype、Twitter、あらゆる手段でユーザーさんへの協力をお願いしましたが、
そのほとんどが夜遅い時間だったのは通常業務後に打ち合わせをしていたからです。
今回一番出演時間が長かったという疑惑がある「もがたんぺさん」に関しては、時間の経過と共に出演枠が増え
その度電話していたので深夜1時すぎに数回はかけていたと思います。ごめんなさい。


いずれにせよ断られたら自作の映像やすでに決まっている番組の尺を伸ばすなどしてどうにか53時間を埋めないといけないという
覚悟はしていましたが、結局のところ完全にスケジュールが被っている方以外はタイトなスケジュールにも関わらず好意的に対応をして頂きました。
スケジュールが被っている方達からも何か協力できることがあればというありがたい言葉を頂きました。


それもこれもいろんな意味で、いろんな視点からボーカロイドが愛されているということだと思います。
あらためてすごいことだと思います。


ただそういった好意に甘えすぎて参加してくださった皆さんに運営としてしっかりした対応ができなかった点については
参加して頂いた皆さんにも、ミクさんをはじめとするボーカロイドのキャラクター達にも本当に申し訳なく感じています。


結果として内容や機材まわりの調整などの段取りが最低限の確認のみになってしまい、
一部の番組に関してはそういった確認作業が当日のドタバタの中で行われることになりました。


まともな台本があったコーナーも53時間全体に対する比率で言うと限りなく低く、
オープニングに関して言うと4時間で6ページ、つまり約1ページで約40分ほどの内容という
近年希に見る薄い台本がMCの秀作さん、渕上さんに約30分前に手渡されました。


その台本も実は前日のドタバタでいろいろと見直しが入り、当日の昼過ぎにやっと上がってきたものです。
秀作さんはニコ生MCの経験はあるものの、渕上さんに関してはニコ生どころか生放送でMCをやること自体が初めてだったそうで・・
本当にきつかったと思います。いい経験ができたと言ってもらえたのが心の救いですが・・。


本当にごめんなさいという気持ちでいっぱいですが、逆にこの台本でもまわしてもらえる!という実績ができてしまったので
今後他の番組で目にする機会が増えたらもしかすると53時間がきっかけかもしれません。
と言っていたら後日ニコニコ本社を訪れた際にロッテ本社?の生放送でMCをしていたのが渕上さんでした。


ちなみに出演者のぎりぎりという点でいうと百花繚乱さんにヤマハの技術者が一同に会する開発者秘話のコーナーの台本が
渡ったのは5分前ぐらいだったそうです。3人のメインMCの一人だったにも関わらず案内の手違いで家から
ニコ生を見ていたそうで・・後日ごめんなさいをしておきました。


そんなこんなで表に見える以上のドタバタが裏で展開されながらはじまった53時間生放送ですが、
ついさっきまでいたはずの剣持さんが本番直前に行方不明になりかけたり、
当日の明け方近くに出演オファーを受けたシグナルPさんがほとんど睡眠を取らずに作ってくれた「会いたいV3バージョン」のデモに心を打たれたり、
しながら4時間という記録的に長いオープニングをなんとか乗り切ったことで謎の達成感とひとまずの安心感を感じたのですが、
この段階でスタッフの間で待機ローテーションを決める必要が出てきました。


この手のイベントにはありがちな話で、番組表ができた段階でおおざっぱなシフトは決まっていたものの、
実際には前日、人によっては数日前から睡眠時間を削って不眠不休といってもいい状態で準備を進めてきたため開始早々に疲労困憊になっていました。
ただでさえ忙しい中で私が風邪でダウンしてしまったことにより、中野担当分の作業が他の人に振られてしまったためというのも手伝って、です。
そのような経緯を経て少しでもスタッフが休めるようにローテーションを見直した結果、編集済みの完パケ映像を流すだけのパートは人手も
そうかからないということで朝方の待機体制に関しては人の少ないローテーションが完成しました。


今にして思えば「完パケの映像を流すだけ」というのは油断以外の何者でもないですし、
ユーザーさんのご厚意で提供して頂いていた映像なのだから決して手を薄くしていい時間では無かったと思います。
結果として翌日14日朝の放送事故への対応遅れが発生したのはこの時の判断ミスによるものが大きな一因となりました。


ちなみにもう少しだけ経緯を説明すると、そもそも深夜帯や朝方は寝ている人も多く、
寝る前/起きた後などで何か別な行動をしながら鑑賞している人が中心になるのではないかということから、
ボカロの歴史を振り返るような映像を流そうと考えていました。
冒頭で言っていた映像系を多めにしてある程度楽な運用を整えようと考えていたところにも通ずるものがあるんですが、


当初はこの時間帯にはニコニコ動画内にある過去のランキングデータなどから各年代ごとのボカロランキングを
流すのが一番いいんじゃないかと思ったんですが、本番まで1週間強のタイミングで誰かが
「でもニコニコ動画の中にはランキングを作ってる人達がいる。
そういう人達にいろんな切り口からランキングを作って提供してもらうほうが今回の主旨にマッチしているんじゃないか。」
と口にしました。


まったくその通りです。


とはいえ今から連絡をとって間に合うものなのかどうか疑問はありつつもいよかんおこと伊豫田くんが
Twitterでランキングクラスタの中の人達に呼びかけた結果、ボカロ関連のランキング動画制作者の方達からの
協力を頂けることになりました。


放送における時間的な都合(各ランキング動画の尺)や、配信の都合上頂いた動画を繋いで編集しDVD等のメディアに
焼き込むので画質が落ちる可能性があるなどの制約、ものすごくタイトなスケジュールを伝えましたがこの点についても了承して
協力して頂きました。


結果としてはかなり無理なお願いをして協力して頂いたにも関わらず、データ制作後のチェックが甘くて
実際の配信本番ではエンコードミスから映像と音にズレが生じてランキング動画の制作者の方々に迷惑をかけるということ
になった次第です。


希にある話ですが各ユーザーさんから頂く動画ソースは仮に同じエンコード形式を採用していたとしても使用している
ツールや細かい設定の相性問題もあり、それらを一つに繋ごうとすると問題が発生することがあります。
ニコニコ動画の動画アップロードサービス「SMILEVIDEO」も初期に比べるとほぼ改善されているとはいえ、
当時はサーバ側でエンコードされたものの上下左右が反転したり音ズレが発生するということが希にありました。
元動画の段階でWindows Media Playerでは再生できるけどFlashでうまく再生されないなども。


そうした経験があるわけですから、今回の配信用の編集に際してももっと慎重に手段やチェック体制については
念を入れる必要があったと反省しています。


他にもいろいろな部分で言えることではありますが、こういった失敗を繰り返さないためにも
準備段階からしっかり計画的に物事を進行できるような体制・フローの構築、個人のスキルアップ、そしてそれらを
実現できるだけのゆとりあるスケジュールを引けるように努力したいなと思います。
ご迷惑をおかけした皆さんには申し訳ありませんでした。


実際にボカロを盛り上げている方々に協力を仰ごうという考え方自体は間違っていなかったと思っています。
これからもユーザーの皆さんに楽しんでいける場所を作っていきたいと思いますし、そうした中でたくさんの方の協力を
仰ぐ必要がある中、信頼し皆さんが作ったコンテンツを安心して預けて頂けるよう信頼してもらえるようにミスを無くすこと、
ミスが起きたときの対処の仕方については改善の努力につとめたいと思います。


そういう意味では今回起きた事故はすべて糧として次に繋いでいくことができると前向きに受け取りたいと考えています。
もちろん起きてしまったことへの謝罪・反省の気持ちはあります。
しかし少なからず「良かった」、「またやってほしい」というコメントを見て感動し涙したスタッフがいて、
そして涙を流さずとも人に喜んでもらえることの楽しさを知ったスタッフもたくさんいました。
立場は違えどお祭りは参加するすべての人間が楽しくあるべきであると思っています。


もちろんサービスを作ることでも同様のことが言えるんですが、
楽しんでもらえる、喜んでもらえるサービス、コンテンツを提供していけるように
そういう価値観をもったスタッフを増やしていくことに勤めたいと考えています。
会社としてどうかはわかりませんが私個人としてそう思っています。そのほうが働いていても楽しいのです。どんなにきつくても。
せっかく関わったもの、作ったものは使われてなんぼですし、何かひとつでも感動や喜びなどの体験を
味わってもらえたらそれは何かを提供する立場からは言葉にならないぐらいうれしいことです。


そういう意味ではヤマハさんはボーカロイドを、僕らはニコニコを、という視点から
エンディングで流れた暖かいコメントにはすごく励まされました。それゆえにいろいろな失敗が許せなくて仕方がなかった。
だから次はもっといいものにしたい。だいぶ時間があいてしまいましたが終わった直後も、今もその心境に変化はありません。


もちろん企業なのでお金を使うだけでは怒られてしまいますから、どこかでちゃんと帳尻を合わせないといけないですが、
関わるみなさんに喜んでもらえて、結果的に収益にも繋がって会社も喜んでもらえるように努力していきたいです。


話がだいぶとんでしまいましたが、そんな感じでドタバタのままにはじまりドタバタのままに終わったボカロ53時間生放送ですが、
ボカロの世界の広さを改めて再認識することができましたし、終わってみるとまだまだ時間が足りないとすら感じました。
実際にユーザーニコ生でボカロ関連の生放送をしている方たちからは自分たちのホームなのに呼ばれなかったという意見を頂いていますし、
他にも紹介できなかったジャンルも存在すると思います。何度もお伝えしている通りたくさんのな失敗がありましたが、
それ以上に得たものも大きかったと思っています。めげずにそのうちまたやりたいので、それまでよりいっそうボカロの世界が
発展していることを願っています。もちろんボカロ以外のジャンル、すべてのニコニコの中にある「何か」も。


後日談を出すと宣言していたにもかかわらず、何回か筆を執りはした物のどうしてもうまくまとめることができずに
別の業務に追われているのを理由に報告が遅れていました。お待たせして申し訳ありません。
こういうのもちょっと遅れています、なりもっと小出しにするなり工夫すればいいと思うんですが、
そのへんも含めまだまだ個人的にももっと幅広い意味でも課題は多いです。


みなさんに楽しんでいただけるサービス、コンテンツを提供できるようがんばりますので、
心が折れない程度の激励も頂きつつ激しく叱咤頂ければなと思います。


結局だらだらと書き連ねてしまい、何を伝えたいかも薄れてしまった感じがありますが、
個別にもっとフォローすべきと思うところはありますし、求められているものの回答になっているのか不安もあります。
昔から怒られている部分ではありますが、文才が無い自分が非常に恨めしいです。
いろいろ質問等もあると思いますので折を見てまた開発者ブログのほうには書き込みを続けていきたいと思います。


もっと幅広い話題も含めて。


皆さま、引き続きニコニコをよろしくお願いします。


運営長

comments: 0 | trackback: 0

知られざるニコニコ生放送の機材

久しぶりの更新です。

思いつきで書いたサンレッド一挙放送がまさかの即日OK。放送も無事成功して一安心、なんてわけはなく、最後の最後特典映像の部分でトラブって結局40分くらい待って頂くことになってしまい本当に申し訳ありませんでした。

というわけでたびたび生放送トラブルのときに話題になるニコニコ生放送機材なんですが、実は過去にこのへんで取材されたことがあるんですがそんなに特別なものは使ってなかったりします。

安価で安定、持ち運び易いをモットーにいろいろ考えた結果、基本的にノートPCを利用して配信する仕組みになっています。ちなみにテスト放送などで使用するカメラや音響機器はスタッフの私物だったりするケースもありました。まあ、言ってしまえばニコニコは赤字なんでしょうがないかなと。

とはいえ放送を失敗するわけにはいかないんで基本的にはちゃんとしたものを揃えてたはずなんですが、なにぶん生放送なんで「DVDを再生する」っていうリクエストはあんまりなかったのです。というわけで油断してました。まさかの早送り8倍速!!チャプターを切ってなかったのも手伝って最後の最後の特典映像のところまで進むのに途方も無い時間が・・・。

というわけで、今回の失敗を糧に早速機材強化の申請を上げておきました。ほんとにいろいろご迷惑をおかけしましたが、ニコニコ生放送は今後もどんどん進化していきますのでご期待ください!

#自販機1台買い切るとどれくらいかかるんですかね?

運営長でした。

comments: 0 | trackback: 0

続・ランキングなどについて

タイトルが手抜きでごめんなさい。
相変わらず環境事情により週末のブログ更新ができません。もうすぐできるようになります。たぶん。

というわけでさっきランキングなんですが掲示板の中からいくつかピックアップして

>ランキング更新回数の低下は、マイナージャンルの没落に拍車をかけかねない。
>工作を気にするあまり、「角をためて牛を殺す」ことになると思う。

ランキングの出入りの頻度が減ることでランキングで露出する動画の件数が減るということだと思うんですが、逆に言えば「ある人が見た瞬間」のランキングがその人にとってのランキングになるので、ニコニコ動画ユーザ同士がランキングの内容を共有するのがたいへんになってしまいます。
なのでデイリーランキングを「○月○日のランキング」とするなら1日1回の更新が正しいと思います。

単純に露出機会が増えればいいのなら1時間ごとのランキングとかを作れば激しく変動していろんなコンテンツが見れると思いますし、もちろん必要性があるならば実装の検討もしたいと思います。もっと言ってしまえばデイリーランキングの更新タイミングも1日1回にしたら二度と1時間更新に戻せないわけではないので、その時々に応じて柔軟に判断していきたいと思います。

今回のランキングの見直しはその第一弾で、この変更で全ての方の望む結果にならないのはわかっていますし、これで終わりだとも思っていません。今までほったらかしになっていた部分も含めて全体的な見直しを進め、幅広いニーズに応えて、そして使いやすいサイトを目指します。

前述のご意見からは、ランキングに載らずに埋もれてしまうような動画を救う、あるいは探せるような機能が必要であるということを読み取り、その考え方についても共感を得ましたので、今後のニコニコ動画に反映させてください。

>午前6時リセットをやめて、
>過去24時間のマイリスト登録数に変更すればいいだけだろ
>自作動画がランキング上がってくの見るのが楽しいのに。
>モチベーション下がるなぁ…。

確かに、ランキングにのせるために早朝早起きして動画をアップする方もいるようなので、その方たちの睡眠時間的な問題の解決や、生活時間帯が異なる方間で公平にすることを考えるとすばらしいアイデアだと思います。ぶっちゃけた話24時間の累計にこだわる必要もなく、前述のとおり「1時間ごとのランキングを作る」でもよくなりますね。

ただランキングが上がっていくところは楽しめなくなります。でも逆に言うとランキングにのるかどうかゆっくり楽しみに待つってのもありかもしれません。前述のとおり一度変えたら変更がきかない話ではないので、今後行っていくであろう変更も含めて総合的に判断してもらえるとありがたいです。

そのためにも今後サイトをどうしていくか、ランキング以外の部分についてもできるだけはやめに開示して変更を加える前に事前に皆さんと議論していきたいと思っていますので、もう少々お待ちください。



ちなみに話はそれますがkoizukaさんとどんなサイトが望まれるか、どんな機能があったら使いやすいかってのを様々なユーザ視点から考えていたんですが、そこで出た結論は 「ネット利用者の多くは完全に受動的なものを好まず、かといって能動的すぎるものも好まない」 のかなと改めて思いました。結論としては「ほどほどに能動的且つ受動的であるもの」が望まれるのかなと思うんですが、前からうっすらと感じていたニコニコ動画が皆さんに提供していくべきインターフェースってのは「これ」なんじゃないかなと。

というわけで詳しい話はまた今度。
※ブログは業務ではなく義務であり趣味であり息抜きです。

運営長

comments: 0 | trackback: 0

ランキングなどについて

こんにちは。誤字の多い運営長です。

ひっそりやっていたはずの開発者ブログですが昨日のエントリの反響が大きく、予想していたとはいえ肯定的な意見も否定的な意見もたくさん頂きありがとうございます。

主におまけで付け加えたランキングのほうの話題についてのご意見が多かったわけですが、短期的、局所的にみると確かに今までできていたことができなくなったり、問題点があったりする可能性については否定できないと思っています。

ただランキングがニコニコの全てではなく、動画を見る、探す行程としてはいろいろな手段(わかりにくくなってはダメ)があるべきであり、そして面白いと感じる人の尺度は様々であるという様々な問題を解決していく必要があると考えています。そして運営視点からの反省点として、ユーザが増えて様々な動画が投稿されていく中で、動画を探す、見る手段の進化・新しい手法の提供がこれまで追いついてこなかったために、動画を探す上においてランキング依存度が高くなりすぎてしまったと考えています。

なので、今回の変更というのはニコニコ動画で動画を見る・探す機能を提供していく中での一部であり、できるだけ多くのニーズに対して答えられる環境整備をしていきたいと思っています。ちなみにSMILEVIDEOのインターフェースについてもこれまでほとんど手を加えてきませんでしたが、使い勝手の悪い部分があることを認識している点と、今後改善していく意思があることはここで明言しておきたいと思います。



さて、これまでのランキングについて感じていた問題点として、あまりにも時間の流れがはやく流行が一瞬で流れていくという点があったと思っています。人によってはコンテンツの進化スピードが速いと表現される方もいましたが、まさにそのとおりで、毎日見ていないと何が起きているのかわからなくなってしまうという問題がありました。

そういった問題を解決するためのひとつの手段としてニコニコ大百科というものが生まれ、現状では期待通りの成長をしていると思います。そして週に1回程度しかアクセスしないような人でも楽しめる内容にするために、ウィークリーのランキングというのは大切なんじゃないかと考えました。

ただそれだと「今見られている動画」というのがわからなくなってしまう。言うなれば今ニコニコ動画という場で何が起きているのかをリアルタイムで知る術がなくなってしまうと考えました。この問題を解決する手段としてホットリストというものを考えたわけです。

ホットリストに関しては実際皆さんご指摘の通り様々な問題が起きる可能性はあります。その点については問題がある部分には対処していく所存です。

ただ繰り返しになりますが、この変更で終わりのつもりはありません。先日からこのブログでお知らせしているカテゴリの見直しやタグの検索をはじめ、ニーズに合わせた動画を探す手段をもっと提供していきたいと思っています。究極的には自分のマイページをカスタマイズして自分にあった動画がそこから探せるようになったらいいんじゃないかと思っています。

例えば自分が参加しているコミュニティの中で友人、知人と動画を紹介しあうとかそういった機能もありえると思います。

とにもかくにも本音を言うと使う側の進化についていくのは大変なのですががんばりますので、たくさんの意見をお待ちしてます。その方法はニコニコ掲示板に書き込むでもいいし、mixiでもいいし、2chのような掲示板に書くでも良いし、その他自分のブログで書くでもいいです。すべての意見に目を通します!とは約束できないまでも(koizukaさんのはてブを中心に)できる限りは通すのでよろしくお願いします。

comments: 0 | trackback: 0

コミュニティ作りました

というわけで中の人の特権を生かしてニコニコミュニティ最初のコミュニティを作りました。現在のコミュニティの最大参加人数は10万人なんですが、それを最速で目指そうというだけのコミュニティだったりします。




ところが自動承認にしてなかったんですごい勢いで承認依頼がきたり、ものすごい勢いでコミュニティが作られてシステムがあっぷあっぷになったり、コミュニティまわりでいろいろ他のこともやりつつ1個1個承認してたんでやっとこ全員の承認が終わりました。新しく入る人は自動承認になるんでどんどんきてください。公式コミュニティなら他のコミュニティに負けるわけないだろとタカをくくってたんですが実はレベルも参加人数も負けてるみたいです。正直びっくりしました。

今のところ動画の投稿と、動画に対するコメントをコミュニティ単位でできるだけなんですけどそのうちニコニコ大百科的な掲示板機能なんかも追加されると思います。

取り急ぎご報告までー。

comments: 0 | trackback: 1

ニコニコ大会議2008-前日-

2日ぶりです。今回は要望についてではなくて日記的な要素が強いです。

というわけでいよいよニコニコ大会議2008が明日に迫ってきました。
すでに一部で名前が出ている「ニコニコミュニティ」や「ニコニ・コモンズ」をはじめとする新機能の発表やゲストを招いてのトークショー的なイベントなんかを行う予定です。規模も大きくなったので結構がんばった内容になっていると思います。当選した方はぜひぜひ出席してください。スタッフががんばって準備しているので大きなトラブルはないだろうと思うんですが、今のところ、というか毎回最大の不安なのはひろゆきが時間通りに来るのか?ということです。

ちなみに当の本人であるひろゆきは最近大百科で運営の中の人の記事を作るのに夢中らしいです。これとかこれとか。

というわけでお待ちしてます。

あと具体的にどの件というわけではなく利用者の皆さんのいろいろな疑問や要望に対して全般的に言えることなんですが、ニコニコを運営する中の人間としてニコニコ動画というサービス、あるいは文化が悪い方向に進んでいくことを望むはずもなく、楽しい場として発展していって欲しいと願うのは皆さんとかわらない。むしろ負けてないと言い切ってもいいぐらいです(それぐらいの思いじゃないとサービスを作る資格は無いだろという意味で)。もちろんユーザ視点から見た場合の間違った判断をする可能性は否定できないですし、「運営センスねーよ!」とかそういう叱責の言葉は真摯に受け止めていくんでガンガン声をかけてください(良い時は良い!って言ってもらえるとすごくうれしいです)。その上で、私たちは運営を行っている立場としてできることをしていくので、ユーザの皆さんにはユーザの皆さんにできることをして頂いて、一緒にサービスを作っていけたらな、と思ってます。理想論ではありますが、理想がないと目標も立たず、現実は変わっていかないんじゃないかと思うわけです。

ちなみに個人的にですが、ニコニコのエンジニアのほうではこんな交流会的なこともやるらしいので、見習って企画的な視点での交流会なんかもできると楽しいんじゃないかなと思ったりしてます。

というわけで今日はこのへんで失礼します。

うんえいちょっ

comments: 0 | trackback: 0

ごめんなさい

やってしまいました。まさかの4日連続未更新です。
正直に白状すると週末からちょっと具合が悪かったのでサボってしまいました。
もともと扁桃腺が弱くて数年前に手術して除去しているわけですが、季節の変わり目やらちょっと体力的にしんどい時にいまだに発動するようです。具体的には朝起きたときに洗面所でうがいした時とかに血がまじるぐらいです。めちゃくちゃ悪化すると結構鮮明な赤に染まります。
手術後最初にこの現象に遭遇したときは正直体のどこかが悪いんじゃないかと思ったわけですが最近は慣れっこになってしまいました。これだと本当にどこか悪くて吐血した場合にわからないなじゃないかと思うわけですがどうなんでしょう?
というのは余談ですが、更新さぼってすいませんでした。掲示板も2-3日分見れてないんでまとめて読もうと思います。なんか更新さぼってる点について指摘して頂いた方もいるようでありがとうございました。仕事としてはブログを書くってのはタスクに積まれてないので、個人的な趣味というか、時間外というか、まがりなりにも運営長という役職?にある以上ユーザとの意見交換やら反映やらをちゃんとしていかなきゃなという義務感に目覚めたというか、なんかよくわかりませんががんばります。

というわけで話題を開発よりな話に戻しますが、近々ランキングのかわりになりそう、というかランキングとは別の指標で使えそうな機能を実験的に提供してユーザの皆さんの意見をきけたらなと思ってます。詳しくは明日以降に書きます。

あとトップページに表示されるカテゴリタブの見直しをかけようと思ってるんですが、このタグはいらないだろうとかこのタグを入れるべきだとかそういうのがあったら掲示板とかでご意見ください。

ちなみにタグの検索機能が以外とすぐできそうだったので追加を検討してます。つまるところ指定したキーワードを含むタグを探す機能ですね。負荷的な面でどれくらい需要があるかとかキーワード検索と混乱しないかとか課題はあるんですが、一旦公開してみようかなと思っています。反響があったら急いでやろうと思います。

読み返すと内容の半分が余談というか言い訳ですね。。すいませんでした。

運営長

comments: 0 | trackback: 0

ありがとうございます。

こんばんは。運営長です。

何から話せばいいでしょう。
事の発端は14日の23時55分頃にこの動画を見てくださいと言われ、ニコニコ動画を見ていたら例によって0時の時報が流れたんです。

その瞬間思いました。やられた!と。なんと自分の誕生日のお祝い時報です。
そういえば今日は自分の誕生日だったんです。。31歳の(46歳ではありません)。

というわけでこんな素敵な時報を仕込んでくれたスタッフの皆さん、そしてたくさんのおめでとうコメントを書いてくださったニコニコユーザの皆さん。ありがとうございました。運営長の肩書きに負けないように皆さんに楽しんでもらえるようにニコニコをもっとよくしていけるようにがんばる1年にしたいと思います。

本当にありがとうございました。

#クッキーアンドクリームが好きです

comments: 0 | trackback: 0

外部プレーヤーや各種APIの開放について

外部プレーヤーについては各所で様々なご意見を頂いていますが、一件ずつ個別には回答できないので開発者ブログを通して運営側の見解をお知らせします。

なお記載内容については検討段階の事柄も多いため、将来絶対にこうなりますという保証をするものでは無いことをご了承ください。

■外部プレーヤーについて
もっとも多い質問として、なぜ一部のドメインのみで制限しているのかというお問い合わせを頂いています。

これについては、できるだけ多くの方にニコニコを見てもらいたいという気持ちはありますが、いきなり全開放してしまうとコントロールができなくなる可能性が高いと考えています。コントロールという言葉にはもちろんインフラ等への負荷の問題も含みますが、個人の方へ解放するとブログやSNSだけではなく様々な用途で使用されることが想像され、それらのすべてに現時点では対応できないという判断です。

今後様子を見ながら徐々に対応サービスを追加し、最終的には個人サイトでも利用して頂けるようにもろもろ調整中ですのでもうしばらくお待ちください。繰り返しになってしまいますが、例外を作ってしまうと「僕も、私も」となってしまう可能性があるので現時点での個人サイトへの開放はできません。

■制限について 現状のニコニコ外部プレイヤではドメイン単位での許可をしているだけで、ドメイン指定での制限はしていません。livedoor Blogさんを踏み台にして外部から再生している方がいるようですが、livedoor Blogさんの利用規約において

・livedoor Blogシステム内に保存した画像や動画ファイルを外部サイトから参照する行為
・使用目的に関係なくlivedoor Blogシステム内に保存した画像ファイルや動画ファイルを直接参照する行為(ファイルの倉庫代わりに保存する行為など)

という内容の記載がありますので、アカウント単位での制限をされる可能性はあるんじゃないかと思いますが確かめたわけではないのでなんとも言えません・・。

■検索などの各種APIについて
現時点でも様々な方法でニコニコ動画内の情報(動画情報やサムネイルなど)を取得している方がいると思いますが、これも思ったより負荷がかかるので心情的にはやめてほしいというのが正直なところです。できれば負荷の少なそうな時間帯にやってもらえるとありがたいです、こっそりと。

最終的には他のサービスと同様にニコニコ動画内の情報を提供するAPIというのは用意していく予定で、具体的なスケジュールはまだ未定ですが年内にはいろいろできてるんじゃないかと思います。というわけで温かい目で見守ってください。情報は継続的に開発者ブログなんかで提供していきます。

むしろどうしてもニコニコ動画で何かをやりたいんだ!という熱いハートを持っている方は今すぐ↓に応募してもらえるとありたいです。本当に。


http://info.dwango.co.jp/recruit/double.html

comments: 0 | trackback: 0

ニコニコ外部プレーヤーについて

トップページのニュースに役目を奪われて以来、もう三ヶ月近く更新してなかった開発者ブログですがこっそり更新してみます。

一発目からあんまり明るくないネタなんですが・・先日のSP1で「ニコニコ外部プレーヤー」を公開しました。ひねりが無いけどこれが正式名称です。なかなか好意的に受け取って頂いているみたいでありがとうございます。

もともとは技術評論社さんの特集ページ専用に実験的に作ったものだったんですが、できるだけ多くの人にニコニコ動画を楽しんでもらおうという観点から外部再生に踏み切ったんですが、まだまだ抱える問題は山積みだったりします(バグもあります、たぶん)。

つまりまだまだ実験段階なので大手ブログ、SNSサービスに協力して頂いて段階的に普及していけたらなと思っているところなんですが・・早速どこにでも貼れるツールを作ってしまったユーザさんがいるようです。ニコニコ動画を思ってくれてのこととは思うのですが、残念なことに今はまだ全開放できるだけの余裕がなかったりします。そういった外部ツールに対しては影響次第で対策せざるをえなくなる可能性があり、その分システムの拡張やサービス、機能の追加タイミングが遅くなってしまったりします。

ゆくゆくは誰もがどこにでも貼れるようにと思ってますので、もうちょっとだけ待っていてもらえればなと思います。

というわけで復帰一発目から暗い感じですが数名の開発者からブログ書かせろという要望も出てたりするのでできる限り目立たないようにこっそり更新してければな~、と思ってます。うっかり更新してるのを見つけてしまった人はくれぐれも人に言わないようにお願いします!

comments: 0 | trackback: 0

ひとりごとシリーズ【3】

koizukaさんから紹介を受けて読んだニコニコ関連の記事にとても感銘をうけたのでカテゴリタグを追加してみました。

あえて直接リンクしませんが
「ニコニコ動画の最もすばらしい点」
というキーワードで検索すると出てくるようです。

みなさんお勧めのタグとかあったらニコブで突っ込んだりしてみてくれるとうれしいです。

comments: 0 | trackback: 0

ひとりごとシリーズ【1】

おはようございます。今日は12:00~メンテナンスの予定です。詳しくはコチラ
というわけで早速ひとりごとです。
お知らせというより個人的主観が入ったいわゆるブログです。

本当はもうちょっとはやく書きたかったんですが、第一回は動画の削除とかアップロード禁止、あるいはアカウント停止について掲示板やユーザの皆さんのブログで話題になってるようなのでそのことについて触れたいと思います。

まず主にアップロード禁止なんですが、これはある一定期間に一定数以上管理者によって動画が削除された人が対象になってます。ここで具体的な数字を書かないのにはいくつか理由があって、ひとつは具体的にルールを公表してしまうとその境界線ぎりぎりを狙ってくる人が現れるであろうこと、もうひとつはこの値は状況に応じて変動する可能性が高いことがあげられます。

ちなみにこれまでの例だとあまりに目にあまる場合は即座にアップロード禁止あるいはアカウント停止措置をする場合もあります。

この辺についてはユーザさんの意見も取り入れつつ、削除依頼者の意見も取り入れつつ、実際の運用もしながら、事前警告なども含めてもっと効率的であり、効果的である仕組みを検討していたりします。

ということを踏まえた上でなんですが、例えば以下のような事例がありえます(あくまでも例です)。
  • タイトルAに関する作品と、タイトルBに関する作品を投稿しているユーザがいたとします。
  • タイトルAに関する作品は著作者から削除依頼があり運営側も依頼が正当と判断して動画が削除されました
  • タイトルBは非常に優秀な作品で高い評価をされていました
  • タイトルAに関する作品が一定期間内に一定数以上削除対象となっていたためこのユーザはアップロード禁止対象者になってしまいました
  • 結果としてタイトルBに関する作品も削除されてしまいました
このようなケースについてはたぶん賛否両論、様々な意見があるんじゃないかと思うんですが、正直前述のルール対象になっているユーザの皆さんひとりひとりのアップロードしている動画の内容について運営では判断できないですし、権利者からの依頼で削除しているというのも事実なわけです。削除しても削除しても同じ動画、あるいは関連する動画をアップロードするユーザに関してはアカウントを停止して欲しいという要望も当然あります。繰り返しになってしまいますが、そういったユーザのアップロードした他の動画に関してこれは問題無い、これは問題があるという判断は運営側ではできません。だから前述の条件に引っかかって悪質なユーザと判断されたアカウントになにかしらの制限が課せられた場合には一括してそのユーザのアップロードした動画が削除対象になってしまうということになってます。

ちょっと朝から書くには重い内容ですし、ちゃんとした説明をするとキリがなくなってしまうので一言でまとめてしまうと、
  • 運営側の判断のみではひとつひとつの動画について正しい判断をすることはできません(公序良俗などはちょっと別ですが)。
  • 削除対象になる動画を上げていた場合は、アップロード禁止等のペナルティを課せられる可能性があります。
  • 仮に権利的にまったく問題の無い動画でも道連れになって削除される可能性があります。
ということです。ちなみにこの辺のルールに関してはいろいろ検討中だったりします。現状だと事前警告が無いので、自分のアップロードした動画にはまったく問題が無いと思っていた場合でも、実は何かしら問題(なにかが映りこんでいた!等)があってあとでまとめて消された、となってしまう可能性もあるので。

というわけで今後も不定期にこんな感じの内容でひとりごとシリーズを続けていこうかと思っています。なお次回配信予定は未定です。ではでは。

comments: 0 | trackback: 0