月刊アフタヌーンでの連載が300回を越え、
若い世代には超人気RPGのキャラデザイナーとしてもすっかり定着した
藤島康介『ああっ女神さまっ』
「君のような女神にずっとそばにいてほしい」と願ったことから始まった
人と女神との恋愛譚も、数多く登場したキャラクターたちに翻弄されながら、
なにより女神ベルダンディーの美しさを損ねること無く続いてきました。
一線は越えないけど常にお互いを信頼しあって、進展せずに熟成する、
そんな螢一とベルダンディー、そしてそれを見守ってきたファンとの
ある種モラトリアムな関係が遂に動き出しました。
1巻で結んだ契約を破棄し、「真の契約」と呼ばれる契約を結んだ二人は、
劇場版でも登場した異種族間の絆を試す「裁きの門」をくぐることになります。
OAD付き限定版としてこの夏に発売されていた46巻が電子書籍でも入荷！
二人の恋愛をやきもきしながら読んでいた読者なら絶対に読み逃せません！
◆【最新】ああっ女神さまっ（４６）
神との契約により、湖の女神となったひとりの女性。そして、彼女と出会い湖に留まることを決めたひとりの吟遊詩人。それはベルダンディーと螢一の過去の姿だった。ふたりを待ち受けていた悲しい現実。その姿を目の当たりにしたベルダンディーと螢一の決断は！？
46巻中に螢一が思い出したベルダンディーの言葉。
女神さまファンなら直ぐにピントきたハズ。
そう、螢一がめぐみが拾ってきた犬を「飼えない」と拒絶する話。
動物を飼うということと、その飼った動物と別れる時の悲しさが忘れられずに
決して犬は飼わないと誓った螢一に対して、諭すように、優しく力強くベルダンディーが語ったセリフ。
それはいつか「別れ」と対峙することになる自分たちのことを示唆していたわけですが、
まさにその「いつか」が36巻分の時を経て、遂にやってきたのでした。
◆【伏線振り返り】ああっ女神さまっ（１０）
ある日、テレビで紹介されたイルカを見たスクルドはペットを飼いたいと言いはじめる。そこに、めぐみが拾った子犬を飼ってほしいと連れて来た！ 大喜びするスクルドとは裏腹に、かたくなに犬を飼うことを認めようとしない螢一。螢一のこの態度には、幼い頃のある出来事が深く関係していた......。
物語の始まりはここから。1巻は1話無料
◆【1話無料】ああっ女神さまっ（１）
平凡な大学生・森里螢一（もりさとけいいち）は『お助け女神事務所』に間違い電話をかけてしまったことから、鏡の中から現れた女神を名乗る美女・ベルダンディーと出逢う。いかなる願いであっても"たった一つだけ"叶えると言うベルダンディーに、螢一は「君のような女神に、ずっとそばにいてほしい」と言ってしまった。不思議な運命に導かれ、うだつの上がらない大学生と、女神の奇妙な同棲生活が始まるのだった――。
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