「大丈夫。文化庁のお墨付きだよ。」
2009年文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した本格SF・ファンタジー
長編がこの「イムリ」である。月刊コミックビームに連載中。
本好き、漫画好きの方なら、「文化庁メディア芸術祭受賞」の帯と共に書店で平積みしてあるところを見たことがあるだろうが、定期的に書店で目ぼしいタイトルが無いかチェックする習慣の無い人には馴染みのない作品かも知れない。

◆イムリ 1巻
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本作品には「イムリ」の世界で使われる専門用語が多数使われている。
そもそもタイトルにある「イムリ」という耳慣れない単語も、ルーン星という星に住む原住民を指している。

この物語は
【ルーン星】に住む【イムリ】の民と【マージ星】に住む【カーマ】の民、そして【カーマ】民族に支配される奴隷階級【イコル】を加えた 2星3民族の対立が舞台なのだ。

支配民族である【カーマ】は【光彩(エネルギー)】を強化した【彩輪】を段階的に操り、【イコル(奴隷民族)】や【イムリ(原住民)】を精神的に支配している。

そんな世界で不思議な夢をみる青年主人公「デュルク」。彼には隠された秘密があって。。。

星と民族間の対立、組織の内情とクーデター、独自の設定をもつファンタジー世界、裏切りと従属など

ファイブスター物語、風の谷のナウシカ(原作版)、RPGであればテイルズオブエターニア、リバース タクティクスオウガ などが好きならおそらく波長が合うのではないだろうか。


7月13日より、ニコニコ静画でも最新巻となる13巻の配信が開始。

◆イムリ 最新13巻
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また、作者の三宅乱丈が
1999年~ モーニングで連載していた「ぶっせん」
はドラマ化が発表されるなど、独特な絵柄ながら表現力の幅ひろい、今まさに目が離せない作家である。

◆ぶっせん 1巻
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