3月2日(金)21時から第70期A級順位戦最終日を終局まで生放送いたします。

解説担当棋士は
行方 尚史 八段北浜 健介 七段松尾 歩 七段

対局カード
先手:羽生 善治 二冠(8勝0敗) - 後手:郷田 真隆 九段(4勝4敗)
先手:渡辺 明 竜王(6勝2敗) - 後手:佐藤 康光 九段(4勝4敗)
先手:屋敷 伸之 九段(5勝3敗) - 後手:三浦 弘行 八段(4勝4敗)
先手:谷川 浩司 九段(5勝3敗) - 後手:高橋 道雄 九段(1勝7敗)
先手:久保 利明 二冠(2勝6敗) - 後手:丸山 忠久 九段(1勝7敗)
()内は今期のA級順位戦の成績

名人戦は将棋界でもっとも歴史ある棋戦。
今年は初代 大橋 宗桂 が名人に就位してから400年目の節目の年となります。

順位戦はA・B1・B2・C1・C2の5クラスに分かれ、最上位のA級に参加できるのは10名のみ。
その10名が総当りでリーグ戦を戦い、成績最優秀者が名人への挑戦権を得ます。
また、順位戦の昇級と昇段は密接に結びつき、全棋士にとって重要な意味を持つ棋戦でもあります。

今期の名人戦は羽生二冠が独走しすでに森内 俊之 名人への挑戦を決めています。

注目は羽生二冠の全勝成るか。
今期のA級順位戦は全員がタイトル保持者・経験者という激戦区。
最終戦の相手、郷田九段も史上初めて四段で公式タイトルを獲得した記録を持つ強豪です。

他方、降級(2名)争いも熾烈。
久保二冠は勝てばA級維持、敗れると降級となります。

昇降級に関係ない成績の棋士も来期の順位をひとつでも上げたいところ。
いずれも目の離せない対局ばかりです。

みなさまのご視聴をお待ちいたしております。

○主催:朝日新聞社毎日新聞社公益社団法人日本将棋連盟

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