なぜ人は眠るのかー。
睡眠覚醒制御機構を解明する、世界トップレベルの睡眠医科学研究拠点
「国際統合睡眠医科学研究機構(IIIS)」とニコ生のコラボレーション番組


1月29日(月)19時 から、
「なぜ人は眠るのかー世界トップレベルの睡眠研究者に聞く
【国際統合睡眠医科学研究機構×ニコ生】今夜も眠れNight」
を生放送します。

【生放送スケジュール】

タイムシフト視聴予約も上記生放送ページからどうぞ!

私たちは人生の3分の1を睡眠に費やしています。
身近な現象でありながら、「なぜ睡眠が必要なのか?
また「『眠気』の実態とは何なのか」、
睡眠の本質的な意義や機能については未だ謎のまま。

一方で、昨年2017年に「睡眠負債」が流行語になったとおり、
睡眠不足は借金のように積み重なると、日々のパフォーマンスが低下するばかりか
心身の健康を害すリスクが高くなります。最近では、睡眠障害がもたらす経済損失は
日本だけで約15兆円
にものぼることが報告されているほどです。
もはや社会問題と言っても過言ではないでしょう。

この番組では、睡眠覚醒制御機構を解明し、人々が健やかに眠れる社会
の実現を目指す世界トップレベルの睡眠医科学研究拠点

「国際統合睡眠医科学研究機構(IIIS)」の研究者たちが、
睡眠研究の最前線をお届けしながら、皆さまからお寄せいただいた
睡眠に関する素朴な疑問にリアルタイムでお答えしています。
ぜひご覧いただき、たくさん質問をスペシャリストたちにぶつけてください。
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今夜も眠れNight

出演者
柳沢正史
1960年東京生まれ。筑波大学大学院修了、医学博士。米国科学アカデミー正会員。大学院生であった1987年に血管制御因子エンドセリンを、1998年に、櫻井武とともに睡眠・覚醒を制御するオレキシンを発見。テキサス大学サウスウェスタン医学センター教授兼ハワード・ヒューズ医学研究所研究員。2012年、文部科学省世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)国際統合睡眠医科学研究機構(IIIS)を設立し機構長に就任。2018年1月1日、朝日賞の受賞が決定。睡眠・覚醒の謎を解明すべく世界を舞台に日々奮闘中。
櫻井武
1964年、東京都生まれ。筑波大学大学院在学中に、血管収縮因子エンドセリン受容体の単離に成功。その後、米テキサス大にて柳沢正史教授とともに、ナルコレプシーの原因となるオレキシンを発見。金沢大学医薬保健学総合研究科教授を経て、筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構 副機構長に。新規の神経ペプチドを見出し、その機能を詳細に解明することにより、これまでに知られていなかった新しい脳の機能や作動メカニズムの解明を目指す。『睡眠障害のなぞを解く』『最新の睡眠科学が証明する 必ず眠れるとっておきの秘訣!』など著書多数
佐藤誠
睡眠学会認定医。睡眠時無呼吸症候群の治療が専門。持ち運び可能な簡易な治療器具の開発にも携わる。 人々の疾病予防や健康増進に貢献できるよう、佐藤研究室ではヒトを対象とした次の睡眠研究に取り組む。実験室での睡眠脳波測定に加え、自宅における睡眠の評価、ヒトの睡眠制御遺伝子の探索による睡眠メカニズムの解明など多角的なアプローチを通じ、睡眠の質改善につながる生活習慣や睡眠環境、さらに遺伝的要因に基づいた各個人に適した睡眠の提示を目指している。

【司会】浜口友加里(科学コミュニケーター)
    樋江井哲郎(国際統合睡眠医科学研究機構 広報連携チーム)

関連リンク
IIIS 筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構
IIIS

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