ブンブンvsルパンの「レジェンド」対決も レトロゲームの「ネ申」を決めよう
6月15~21日の毎晩、niconicoがゲームの特番をお届けしていた「ニコニコゴールデンゲームウィーク(梅雨)」(NGGW)。
最終日となる19日は、懐かしの名作を遊ぶ「レトロゲーム神(ゴッド)」、インディーゲームの魅力をお届けする「インディーゲーム倶楽部」、人気パニックホラーの第3作を実況プレイする「牛沢のゲーム実況まみれ×『CLOCK TOWER GHOST HEAD』をプレイ」という3番組のラインアップでした。
レトロゲームのうまい人=「ゴッド」を決めるという番組。MCはドグマ風見さんとカミィさんの2人で、冒頭、「ドグマ!ドグマ!」コールが起こり、ドグマさんが胸に手を当ててて「君が代」を独唱するという謎の演出でスタートしました。
プレイヤーは、マイケル・ジャクソン風の衣装で現れた無垢さん、ゲーム実況者集団「いい大人達」のタイチョーさんとオッサンさん、青ヒゲがチャームポイントと話すあきたんさん、ファミ通編集者のブンブン丸さん、電撃オンライン編集部のルパン小島さんという6名。男だらけのせいか、全員がスタジオ内に入った段階で早くも「くさい、酸素が足りない」とドグマさんがボヤいていました。
お題となったゲームは、1985年にファミリーコンピューター用に発売されたアクションゲーム「バルーンファイト」のバーチャルコンソール版。プレイヤーが2つ風船を付けた自機を操作し、ときおり出てくる雷をよけながら、敵の風船を割って落とすという内容になります。本来は2人で協力してステージクリアを目指す2Pモードを利用してトーナメント戦で対決します。
特に盛り上がったのは、20年来のつきあいだというブンブン丸さんとルパン小島さんが対決した第2試合。「得意」と話していたはずのルパン小島さんが操作につまづいて30秒足らずで負けてしまい、「全然得意じゃねーじゃん!」とカミィさんに厳しいツッコミを入れられてました。「Aボタンの場所を確認するのが遅かった」と、負け惜しみ(?)を口にするルパン小島さん。
決勝戦は、オッサンさんとあきたんさんでした。ユーザーに「どちらが勝つか?」とアンケートをとったところ、オッサンさんが若干優勢でしたが、実際はあきたんさんがオッサンさんを終始圧倒。途中、オッサンさんが、倒したあきたんさんのキャラが出現する地点に待機して、復活と同時に風船を割るズルい作戦に出ますがあえなく失敗。その天罰を受けるように、あえなくオッサンさんが雷に当たって、あきたんさんが勝利をもぎ取りました。
ちなみに番組の残り時間15分を使って開催した「最弱王」の決定戦では、タイチョーさんが負けてしまい、ドグマさんとキスという罰ゲームを受けていました。
インディーゲームといえば、一般流通では出てきにくい個性あふれるタイトルがあふれる世界。niconicoでも闘会議などのイベントや「ニコニコ自作ゲームフェス」といったコンテストなどで、その面白さを伝えてきています。
本番組では、イギリスのインディーゲーム「Besiege」のアルファ版をプレイしました。家を破壊したり、敵を倒すといったミッションに合わせて、タイヤや大砲などのパーツの構成を変えて兵器を組み立てるのがポイントになります。
MCはゲーム実況者グループ「最終兵器俺達」のヒラさん、美人生主のみゃこさんに加え、ゲームライターの徳岡正肇さんという3人。ヒラさんは、みゃこさんから「この人ほんとに緊張してるの。みんなコメントで心配してるよ!」とツッコミを入れられるぐらいにぎこちない雰囲気でした。
そんなヒラさんは、トゲだらけの凶悪な見た目の兵器を製作。プレイ中、自機がひっくり返ってしまって目標となる風車を破壊できなかったときには、徳岡さんが「物理演算を搭載したゲームなので前方と後方のバランスをとることが重要」とアドバイスします。ちなみにヒラさんの操縦があまりに個性的(!?)で、視聴者から「車の免許を取っても絶対公道にでないでくださいね」と辛口のコメントも飛び出すシーンもありました。
番組の後半では、徳岡さんがオススメのインディーゲームを紹介しました。アホゲー分野では、自分が山になれるシミュレーター「Mountain」を紹介すると、みゃこさんが「ちょっと狂気的な物を感じる」と発言。バカゲー分野では、山羊となってあばれまくるアクションゲームの「Goat Simulator」をピックアップ。大量にバグがあるが、愉快なものは全部残したというところにユーモアが感じられました。笑えるゲームでは、切られたパンになって部屋を冒険する「I am Bread」を取り上げるなど、絶妙なチョイスで視聴者を大いにわかせていました。
「ゲームまみれ」という番組名どおり、ゲーム実況者の牛沢さんがひたすらゲームをプレイ。遊ぶのは、ホラーゲーム「クロックタワー」シリーズの3作目で、舞台を前作までのヨーロッパの洋館から日本に移した「CLOCK TOWER GHOST HEAD」だ。
牛沢さんがプレイ前に視聴者に怖いかどうか聞くと、「怖すぎる」と「そうでもない」が入り乱れる結果に。雰囲気を出すためスタジオが暗転すると、牛沢さんがびっくりしてスタッフに文句を言う場面もありました。
番組開始5分でゲーム内の悲鳴に驚き、牛沢さんが早くも大声を上げると「wwww」とコメントは大賑わい。主人公を操作して速攻で建物から出ようとするも、「呪われた家」から出られずにしぶしぶゲームを始めます。
その後もお風呂やトイレで死体を見つけた際に、キャラが気づくのが「遅いだろ!」とゲームに突っ込む牛沢さん。食堂では、突如鳴った電話に驚いて、スタジオの壁に当たるまで後ずさりするリアクションを見せて、視聴者を「wwww」と大いに笑わせます。牛沢さんはあまりにゲームが怖すぎるせいかか、10分おきに「もう1時間ぐらいたった?」と聞いていました。
最終的には、放送時間ぎりぎりでバッドエンドながらゲームを終わらせた牛沢さんに、「実況者のかがみ」と時間の使い方を褒めるコメントが数多く投稿されていました。「怖かったけど、またやれたらいいなとほんとに思う」と牛沢さんが語って、番組はエンディングを迎えました。
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6月15日(月)~21日(日)まで毎日、ゲーム実況・ゲーム生放送
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