罰ゲーム続出のレース大会
セピアさんは「マリオカート」の達人になれたのか!?
6月15~21日の毎晩、niconicoがゲームの特番をお届けしていた「ニコニコゴールデンゲームウィーク(梅雨)」(NGGW)。
4日目となる6月18日(木)は、視聴者もレース大会に参加した「『マリオカート8』 セピア&NOBUO 達人へのロード」、ゲーム情報番組の「週刊ファミ通ここだけの話」、ゲーム実況者・レトルトさんが名実況を魅せる「ニコレトゲームズ×『ぼくのなつやすみ2 海の冒険篇』を実況プレイ」という3番組を20時から23時半までノンストップで放送しました。
マリオカートといえば、マリオやドンキーコングなど任天堂の看板キャラが乗り物を操って激闘を繰り広げるレースゲーム。最新版は、昨年5月に発売したWii U向けの「マリオカート8」となります。
番組を進行するのは、ゲーム実況者のセピアさんと、プロゲーマーのNOBUOさん。NOBUOさんは歴代のマリオカートで数多くの優勝経験を持つという凄腕プレイヤーです。
番組前半では、そんなNOBUOさんがセピアさんに向けて上達のコツを伝授していました。事前にセピアさんのプレイ動画を10回以上なめ回すように見たというNOBUOさん。番組でも動画を流しながら、「ここでショートカットできていれば」や、「後ろから来ているトゲゾーに気づいてなかったですよね」といった具合に細かく指摘していきます。コントローラーの使い方もチェックしていて、スティックより素早く左右に切り替えられることを理由に、「十字キーだけでプレイしてもいいんじゃない?」とアドバイスしていました。
番組の後半は、セピアさんがビリを取ったら罰ゲームを受けるという条件で、視聴者を交えて12人でレース大会を開催しました。一回戦では、開始直後に大事故が起きて12位まで一気に落ちてしまったものの、なんとか7位まで順位を回復。二回戦はさらに条件が厳しくなって、7位以下なら罰ゲームということに。結果は残念ながら9位で、めちゃくちゃ酸っぱいというシークヮーサーの原液を一気に飲むハメになりました。
三回戦も、惜しくも手が届かず8位でゴール。NOBUOさんから「8位以下だから飲めるよ!」と笑顔で2杯目のシークヮーサーを手渡されると、視聴者からも「www」という笑いのコメントが殺到します。「身がたっぷり入ってる......」と若干引きながらも一気に飲み干すセピアさん。「手がプルプルしているけど大丈夫ですか?」と優しく声をかけるNOBUOさんに、セピアさんは「黄色い飲み物を飲んでおけば、(ゲーム中のお邪魔アイテムである)黄色いバナナを踏まなくて済むからね」とポジティブな発言で返していました。
四回戦では、最下位の12位に転落した際、「ビリだったら2杯飲めるの?」と自虐コメントを出しつつも、順位が伸びず11位でゴール。合計3杯のシークワーサーを飲んだセピアさんは「筆舌に尽くしがたい」と感想を語っていました。
ここから罰ゲームの条件が変わって、セピアさんが最下位になると、なんと身代わりでNOBUOさんが罰としてシークヮーサー、レモン汁、青汁のミックスドリンクを飲むことになりました。一回戦は途中で一度コースアウトするも、なんとか3位でゴール。さらに3位以下なら罰ゲームとルールが厳しくなった二回戦は、残念ながら4位でフィニッシュして、2人が連帯責任でミックスドリンクを飲むことになりました。NOBUOさんいわく、「別世界にいけた」という味だそうです。
ゲーム好きなら、アメリカのロサンゼルスで現地時間の16?18日に開催していた世界最大のゲーム見本市「E3 2015」(Electronic Entertainment Expo)はチェックしていた人も多いはず。niconicoでも、大手ゲームメーカーの発表会を生中継してきましたが、そんなE3から週刊ファミ通編集部が報じたニュースのうち、Twitterのリツイート数が多かったものを10個選んで、ランキング形式で紹介してくれるのが本番組になります。
特に盛り上がったのは、6位に選ばれた「WORLD OF FINAL FANTASY」が2016年に登場するという話題でした。2頭身の可愛らしいキャラが印象的なPVの後に、ディレクターをつとめる千葉さんのインタビュー映像が流れます。
コンセプトは、「今までのFFのモンスターを集めて遊ぶ」というもの。ゲージがたまったキャラから動ける「アクティブタイムバトル」など、従来のFINAL FANTASYの要素も使っているが、今の時代に合わせたシステムを考えているそうです。自キャラのモンスターを3体まで積んで、その載せ方や組み合わせで能力が変化するというのもポイント。「可愛らしく、新しいFINAL FANTASYとして開発している。これまでのファンも、新しいユーザー層も楽しめるようになっている」と千葉さんは語っていました。
週刊ファミ通の林編集長は、モンスターを積む要素に触れながら「見た目は可愛らしいけど、中身はやりこみ系だと思う」と予測します。縦に重ねたモンスターは1キャラクター扱いになり、HPも合算されるとのこと。また3体が弱い炎の魔法「ファイア」を持っていると、より強力な「ファイガ」にレベルアップする要素もある。出演者のブンブン丸さんは、「日本人が好きなシステムかもしれない」と話していました。
5位にランクインした、「シェンムー3」の企画がクラウドファンディング「Kickstarter」にて出資を募り始めたニュースもトークに熱が入ります。まさか14年前のタイトルが続編を出すということは、誰も予想できなかったはず。目標金額の200万ドルがわずか8時間で集まって、あまりの出資スピードにギネス認定されるかもしれないと語られていました。
ちなみに3位は2016年に「人食いの大鷲トリコ」がPS4で発売決定、2位は「キングダムハーツ3」や「塔の上のラプンツェル」というディズニーのニュース、1位は「FINAL FANTASY VII」のフルリメイクというニュースでした。
ゲーム実況では、最新タイトルだけでなく旧作でも人気を集める動画が多いです。出演者であるレトルトさんも、2000年に発売されたPS向けアドベンチャーゲーム「ぼくのなつやすみ」をプレイして、2009年に30本の実況動画を投稿して人気を得ました。本番組では、その続編で2004年にPS2向けに発売した「ぼくのなつやすみ2 海の冒険篇」を遊びました。
ゲームは、まだレトルトさんが生まれていない昭和50年8月1日という時代で、夏の間だけ親戚の営む民宿に預けられた「ぼく」が主人公です。前作よりも成長した主人公の姿に喜ぶレトルトさん。オープニングムービーのBGMとして沢田知可子さんが歌う「少年時代」が流れると、早くも番組は感動モードに突入して、「泣くわあああ」や「うわあああ」、「いい最終回だった」といったコメントが絶えず投稿されます。レトルトさんも「この歌ほんといいわ。やりきった感がある」とポロリ。
前作は4人だったメインキャラクターは、今作で7人に増えています。親戚の兄弟の声を某探偵アニメの声優がつとめていたため、主人公が親戚兄弟と話すたびに、視聴者が「バーロー」や「M彦」といったコメントで盛り上がっていました。
レトルトさんは、女湯に入ろうとしたり、蝶やカブトムシを捕まえたり、素潜りをしたりと世界観を満喫。ゲーム中のおじさんが「△ボタンで釣りができる。○ボタンだと海に入っちまうから気をつけな」と声をかけてきた際には、「すでに、やったよ!」とツッコミを入れていました。最後に秘密基地で虫相撲をして、いとこの二人が繰り出すクワガタと対戦。「まだ夏休みしたいなー」と話して、放送を終えていました。
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6月15日(月)~21日(日)まで毎日、ゲーム実況・ゲーム生放送
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