2012年に始まった「将棋電王戦」の歴史に「けじめ」の1ページが加わる全5局の「将棋電王戦FINAL」が、2015年3月14日(土)いよいよ開幕します。

2012年1月 第1回 将棋電王戦
● 米長邦雄永世棋聖 vs ボンクラーズ ○



当時、日本将棋連盟会長であった米長邦雄 永世棋聖(現役は2003年に引退)が、将棋ソフト「ボンクラーズ」と対局。惜しくも敗北。


2013年3-4月 第2回 将棋電王戦
第1局 ○ 阿部光瑠 四段 vs 習甦 ●
第2局 ● 佐藤慎一 四段 vs ponanza ○
第3局 ● 船江恒平 五段 vs ツツカナ ○
第4局 △ 塚田泰明 九段 vs Puella α △
第5局 ● 三浦弘行 八段 vs GPS将棋 ○



人類 1勝、コンピュータ 3勝(1引き分け)
現役プロ棋士5名と、世界コンピュータ将棋選手権の上位5ソフトが対決。1勝1分3敗でプロ棋士が敗北。歴史上初めて、現役プロ棋士が公開の場でコンピュータに負けた大会に。


2014年3-4月 第3回 将棋電王戦
第1局 ● 菅井竜也 五段 vs 習甦 ○
第2局 ● 佐藤紳哉 六段 vs やねうら王 ○
第3局 ○ 豊島将之 七段 vs YSS ●
第4局 ● 森下卓 九段  vs ツツカナ ○
第5局 ● 屋敷伸之 九段 vs ponanza ○



人類 1勝、コンピュータ 4勝
前年11月に開催された「第1回将棋電王トーナメント」の上位5ソフトと、5名の棋士が対局。両国国技館、あべのハルカスなどの豪華会場が用意され、プロ棋士による「反撃開始」と銘打たれた大会だったが、結果はプロ棋士の1勝4敗。
また、代指しロボ「電王手くん」が登場し、話題に。


そして―――人類の、けじめの戦い「将棋電王戦FINAL」が始まります。


2015年3-4月 将棋電王戦FINAL
棋士としての強さだけでなく、コンピュータ将棋への適性も考えられて選抜された5名の棋士が、第2回将棋電王トーナメントの上位5ソフトと対決。
かつてIBMのスーパーコンピュータ「ディープ・ブルー」との対決が世界的なニュースとなった、チェスの伝説的チャンピオン、ガルリ・カスパロフ氏による振り駒の結果、先手・後手が決定しています。



電王戦FINAL 第1局 第2局 第3局 第4局 第5局
プロ棋士 先手 後手 先手 後手 先手
コンピュータ 後手 先手 後手 先手 後手

第1局:京都・二条城 3月14日(土) 斎藤慎太郎 五段 vs Apery
第2局:高知・高知城 3月21日(土) 永瀬拓矢 六段 vs Selene
第3局:函館・五稜郭 3月28日(土) 稲葉陽 七段 vs やねうら王
第4局:奈良・薬師寺 4月4日(土) 村山慈明 七段 vs ponanza
第5局:東京・将棋会館 4月11日(土) 阿久津主税 八段 vs AWAKE
ニコファーレでの大盤解説会の観覧募集はこちら
また、第1局から第4局までは、現地付近の会場で大盤解説会(先着来場順・観覧無料)を行います



【将棋電王戦FINAL 公式サイト】
http://ex.nicovideo.jp/denou/final/

【生放送情報】