2014年11月28日に逝去した菅原文太さん出演映画の追悼上映を、
12月6日(土)、12月7日(日)に行います。
謹んで哀悼の意を表します。


■無料上映作品
新仁義なき戦い

【ストーリー】
終戦直後の呉。広能昌三は復員後、遊び人の群れに身を投じていたが、
山守組々長・山守義雄はその度胸と気風の良さに感心し、身内にする。
当時の呉には土居組、上田組など四つの主要な組があったが、
山守組はまだまだ小勢力だった。そこで山守は当面、
最も大きな障害であった土居組との抗争に全力を注ぐ。
その土居組で組長の土居清と折り合いの悪かった若頭・若杉が破門され、
広能の紹介で山守組に加入。若杉による土居殺害計画は進み、
広能は自ら土居を襲撃し、暗殺に成功した。
だがそれ以来、広能は山守から邪魔者扱いされ、結局自首することになる。
着々と勢力を伸ばす山守組だが、主流派の坂井鉄也と反主流派の有田俊雄との
二つの派閥の間で内戦が始まっていた。
やがてそれは血で血を流す凄惨な抗争事件に発展。
静観していた山守がようやく動き出そうとしていたとき、
広能が恩赦減刑で仮釈放されることになった。

【キャスト】
菅原文太
松方弘樹
渡瀬恒彦
池玲子
中原早苗
小泉洋子
橘真紀
松尾和子
中谷一郎
遠藤太津朗
室田日出男
汐路章
名和広
睦五郎
田中邦衛
山城新伍
宍戸錠
金子信雄
安藤昇
若山富三郎

【スタッフ】
原作:飯干晃一
企画:日下部五朗
脚本:神波史男、荒井美三雄
撮影:吉田貞次
録音:溝口正義
照明:中山治雄
美術:雨森義充
編集:宮本信太郎
音楽:津島利章
監督:深作欣二
(C)東映



仁義なき戦い

【シリーズ第1弾】(1973年1月 東映京都作品 99分)

【ストーリー】
昭和二十二年、敗戦直後の広島県呉市を舞台に、
背信、復讐、憎悪や欲望が渦巻く組織の中。
やくざの垢にどっぷり浸かった主人公・広能昌三はじめ若い組員たちの苦悩や悲しみ、
怒りを描きながら、実際に起こった抗争事件を生々しく再現していく。
深作欣二監督のバイオレンスの美学、主演・菅原文太をはじめ
個性派俳優らの血気盛んな演技が衝撃を与えたシリーズ第一弾。

【キャスト】
菅原文太
松方弘樹
渡瀬恒彦
伊吹吾郎
中村英子
木村俊恵
渚まゆみ
三上慎一郎
曽根晴美
高宮敬二
小松方正
川地民夫
遠藤辰雄
名和広
内田朝雄
金子信雄
田中邦衛
梅宮辰夫

【スタッフ】
監督:深作欣二
企画:俊藤浩滋/日下部五朗
原作:飯干晃一
脚本:笠原和夫
撮影:吉田貞次
録音:溝口正義
照明:中山治雄
美術:鈴木孝俊
編集:宮本信太郎
音楽:津島利章
(C)東映



トラック野郎 御意見無用

【シリーズ第1弾】 (1975年8月公開/98分)

【ストーリー】
11トンの満艦飾トラックのハンドルを握るのは"一番星"こと星桃次郎。
続く4トン半車の相棒運転手は"やもめのジョナサン"こと松下金造。
金造はやもめと自称しているものの、川崎の安アパートに女房・君江と
子供7人がいるれっきとした所帯持ちである。
一方独り者の桃次郎は、全財産を"1DKマンション"のトラックの中に積み込んで、
何とも気ままな暮しぶりを続けている。
ある日、東北のドライブインに車をとめた桃次郎は、
そこにいた新顔ウエイトレス洋子に一目惚れしてしまった。
それ以来、桃次郎の様子はどこかおかしい。
金造は気の進まぬ桃次郎をストリップに誘うが、その小屋で知り合ったのが
C調のライトマン万田千吉。
だが、おだての上手い千吉にほめられて有頂天の桃次郎が彼を助手にしたことから、
桃次郎と金造の仲にヒビが入ってしまう。

【キャスト】
菅原文太
夏純子
中島ゆたか
湯原昌幸
夏夕介
春川ますみ
由利徹
鈴木ヒロミツ
大泉滉
谷村昌彦
南利明
佐藤充
石橋正次
ダウンタウン・ブギウギ・バンド
愛川欽也

【スタッフ】
企画:高村賢治
脚本:鈴木則文/澤井信一郎
監督:鈴木則文
(C)東映



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◆「仁義なき戦い」シリーズ

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◆高倉健さんとの共演作「山口組三代目」