常識で考えるとビジュアル化は鬼難しいとされる冲方丁の傑作「サイバーパンク」小説を、単なるコミカライズではなく、漫画版において新たにアレンジし、原作者も絶賛した
「聲の形」大今良時のデビュー作

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 2013年2月に別冊少年マガジンの編集者が、「本当にすべての人に読んでほしい」「立ち読みでもいい」と力説した読切があった。聴覚障害といじめをテーマにした『聲の形』という作品である。2008年に当時10代の大今良時が投稿し、そのきわどい内容から掲載NGとなるも、講談社の法務部、全日本ろうあ連盟と協議を重ねた末、2011年に公開。2013年にリメイク版(読切)が掲載されると大変な話題になり、連載化が決定。2014年11月まで人気連載となる(次週完結する)――前置きがやや長くなったが、要は大今良時という漫画家が只者でないことを察してほしい。

 さて、投稿作がお蔵入りとなった彼女が、2009年~2012年に何をしていたかと言うと、『マルドゥック・スクランブル』のコミカライズである。同作は第24回日本SF大賞を受賞した、冲方丁のSF小説。ウィリアム・ギブソンらサイバーパンク(80年代に成立したSFジャンル、攻殻機動隊もこれ)を強く意識した作品で...

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