ブロマガ発見！僕の私の電子書籍にて
本書『秘密 ―トップ・シークレット―』を紹介中！！
清水玲子のデビューは鮮烈でした。耽美なキャラクターに緻密に描き込まれた絵画の様な画面、ＳＦ系の作品が多かったこともあり男女共にファンを魅了しました。月刊誌ＬａＬａを主な活躍の場としていた彼女が隔月誌ＭＥＬＯＤＹで開始した連載がサイコミステリーと知った時のファンの驚きと期待は大きかった...と言うか大き過ぎました。単行本１巻は即完売、再版すら入手困難の状態が続いた為ＭＥＬＯＤＹ誌上で謝罪文が掲載された事がwikiに掲載される程の逸話を持つ程のこの作品。2008年には『秘密 ～The Revelation～』のタイトルでアニメ化もされました。
本作の舞台は西暦2060年以降の科学警察研究所・法医第九研究室、通称『第九』。ＭＲＩ捜査により通常の捜査では解明できない難事件にあたる架空の部署。ＭＲＩ捜査とは死後10時間以内の遺体の脳に強力な磁力による電気刺激を与え脳を120％活性化させる事により死者が生前見ていた画像をＭＲＩスキャナーで再現し、これを基に捜査を行う事で。 ...とここまでの舞台設定はＳＦ的で清水玲子らしさがあるのですがこの設定以外は全くの...
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