ハトのヨメ(ハトヨメ)の傍若無人ぶりはもう正気の沙汰ではない。
 
 他では得られないその圧倒的センスにより、ディープなファンを多く獲得した怪作。
 ギャグ漫画が好きな人、あまり難しいことを考えずに漫画を読みたい方には是非オススメしたい一作である。

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本書『ハトのおよめさん』を紹介中!!
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 主人公は森に暮らすハト一家。ハトのヨメとそのダンナ、そして子供のブッコの三人家族だ。森には他にも多数の動物たちが生活しており、ハト一家と彼らを中心に巻き起こるハチャメチャな日常? 非日常? をシュールなギャグで綴っていく。

 ぱっと見は、多少目が悪ければサンリオのマスコットに思えるくらい可愛らしいハトたちであるが(1巻の表紙でダンナを蹴り飛ばしていますが......)、一度冊子を開けばそんな考えは早々に吹っ飛んでしまうだろう。パチスロ好きのハトのヨメにそこそこ金持ちで脱税をほのめかすダンナ。森の長老である大木に会いに行けばいつの間にかそいつを切り倒し、文句を言われても『うるせえ』の一言で一蹴。そして、ハトヨメが『はとビーム!!!』の掛け声とともに口からビームを吐き出しすべてを灰燼に帰した日には、誰しもこのギャグ漫画がただごとではないと気づくであろう。

 もちろんハトヨメ以外にも強烈なキャラクターたちが揃っており、個人的にはワニ子36歳(ウサギ)の...

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