"渋谷系"のオシャレな音楽を目指しているのに全然うまくいかない。
その一方で、全く目指していないはずの"デスメタルバンド"クラウザーII世として大ブレイク。伝説と祭り上げられるという大誤算。
そんなハチャメチャぶりがこのマンガの醍醐味。

アニメ&映画化もされた人気作品でもある本作を、ぜひ一度は最後まで読んでみていただきたい。

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メタル好き向けのマンガなのか?と表紙の第一印象では想像してしまうであろうと思うのだが、このマンガは特出してデスメタルのなんたるかを描いているわけではない。"デスメタル"という言葉から連想される、一般人から見るとちょっと異様で滑稽にも見えたりする音楽ジャンルをギャグとして創造しているのである。


 大まかなストーリーとしては。田舎出身で渋谷系のオシャレな音楽が好きな主人公・根岸崇一が、ある出来事からインディーズレーベルの社長に強制され、デスメタルバンド"デトロイト・メタル・シティ"のボーカル・クラウザーII世演じることに。ポップでキュートなミュージシャンを目指していた崇一の意に反し、メタルバンドは成功。嫌々演じていたはずの根岸だったが、街で好きな音楽の弾き語りをやって無視されたり、恋人未満の女友達の男関係への嫉妬心等々の怒りをデスメタルに爆発させたことで、意図せぬ才能が開花。クラウザーII世としての伝説的なパフォーマンスを生み出していくこととなった。

 クラウザーII世として行動する時のハチャメチャぶりと、オシャレな存在を目指しつつも極めてダサい根岸自身の二面性とギャップはこのマンガの面白みとして重要な要素で、好きな女の子にツバを吐きかけ卑猥な罵声を浴びせた後、我に返って膝を抱えながら反省する姿に笑わされる。それと同時に...

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