8月18日(月)、25(月)の各日あさ10時から、
「ハダカデバネズミTV@埼玉県こども動物自然公園」を放送します。
本番組では、埼玉県こども動物自然公園にて飼育されているハダカデバネズミ達の
生態を、8月4日(月)から3日間、計24時間にわたって中継しています。
★4日(月)ハダカデバネズミTV 振返り★
正午の昼食タイムは、それまで微動だにしなかったデバネズミ達が
突然活発になり盛り上がりました。
ちなみに、メニューはバナナ(※一番人気)、青菜、芋、人参です。
18日(月)の放送でも昼食タイムは放送予定です。
丸々と太った女王デバとは対照的なガリガリにやせ衰えている王様デバ。
王様デバなのに、女王デバの妨害で昼食を満足にとれなかったり、
働きデバには睡眠を邪魔をされるなど、
王様デバの度重なる悲劇にユーザー達は釘付けとなりました。
★ハダカデバネズミとは?★
地中にトンネルを掘り、群れをつくって暮らすデバネズミ科の生物。
哺乳類にしては珍しい真社会性(※)の社会構造を持っています。
【「デバ格差」について】
群れの中ではそれぞれ役割が決まっており、格差社会つまり、
≪デバ格差≫が成り立っています。
デバ格差の頂点に君臨するのは、唯一こどもを産む1頭の雌「女王デバ」様。
その下には、女王に交尾を命令される数頭の「王様デバ」。そして、大型個体に
多くみられる巣の防衛を行う「兵隊デバ」。
そして最下層にいるのが、巣穴の整備や食料の調達を行う「働きデバ」さん達。
働きデバの中には、女王に子供が生まれた時から、床に寝そべり、ひたすら子供
たちの布団になる「ふとん係」も存在している。
そんな、彼らの生活から私たちが学ぶことも多いのかもしれない・・!?
(※)真社会性・・・ハチやアリなどの、昆虫などにみられる、社会的な集団を作る
性質の意味。真社会性が観察された哺乳動物は、デバネズミ科のハダカデバネズミと
ダマラランドデバネズミの2種のみ
【番組概要】