グルメ漫画は人気ジャンルということもあり、さまざまな作品がこれまで発表されてきた。
その中でも異色かつ傑作と推したいのが、この作品だ。
ブロマガ発見!僕の私の電子書籍にて
本書『大使閣下の料理人』を紹介中!!
"公邸料理人"──この聞き慣れない職業は本作で知った。諸外国に置かれる大使館は一般人もよく知る施設だが、大使夫妻が住まい、レセプションなどにも供される施設が大使公邸だ。 この大使公邸で専属の料理人として、日頃は大使夫妻に食事を作り、大臣、政治家、各国大使といった賓客を招いた設宴において料理を振る舞う。相手が舌の肥えた人々ともなれば、彼らを満足させるのは並大抵なことではないと素人にも想像はつく。
その公邸料理人である主人公は、「気持ちが伝わる料理が作りたい」との信念から日本の名門ホテルでのシェフの地位を捨てて、単身ベトナムはハノイの大使公邸で奮闘する大沢公。
外交の場は、それぞれが自国を代表し、国益を守るべく渡り合うといった印象が強いものの、最終的には人対人の駆け引きであり、人間関係に帰結する。公(おおやけ)の立場もあれば、個人としての心情や友情もある。本作は、料理漫画としての魅力だけではなく、なんといっても...
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