寝るために帰る場所。ごはんを食べる場所。家族とおしゃべりをする場所。
そんな心が落ち着く場所が「家」だと思います。そんな「家」をもう一度作っていこうとする女子高生とサラリーマンのお話です。

ブロマガ発見!僕の私の電子書籍にて
本書『たいようのいえ』を紹介中!!
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 本宮真魚は高校2年生。学校では(僅かな)友達と仲良くしていますが、家に帰ると再婚した父親と継母、義理の妹の輪の中に入れず寂しい毎日を送っていました。耐えきれず家を出てきた真魚の目の前に、むかしから真魚の面倒をよく見てくれていた年上の幼なじみ・中村基が現れます。照れくささから乱暴な言葉遣いをする真魚を、自分の家に泊まればいいと基は連れて帰ります。少し戸惑いつつもひとまずやっかいになることを決めたのでした。こうして真魚と基、ふたりの生活がはじまります。

 本作では、真魚と基それぞれの家族のかたちを見つけていくのと、恋愛模様のふたつが折り重なっています。真魚の家は両親が離婚、父としばらくふたり暮らしをして父が再婚し、小学生の連れ子含めて4人家族という現状です。継母や連れ子は打ち解けられない真魚との接し方がわからないだけなので、ゆっくりと家族になれそうな状態ですが、問題は父親のほうで...

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