本日発表されたニコニコ自作ゲーム3の受賞作品を一挙公開!気になった自作ゲームを
ココで一気にチェックできます!
ニコニコ自作ゲームフェスは、「ゲームを作るひと」「遊ぶひと」「二次創作をするひと」をつなぎ、個人で作ったゲームがもっと多くのひとにプレイされるようになることを目指すお祭りです。
299作品という沢山の中から厳選された各賞をご紹介します!
どの作品も動画説明文に記載してあるURLでダウンロードしてすぐ遊ぶことが可能です。是非、お気に入りのゲームを見つけて遊んでみてください。
スマートフォンのカメラを使って「イライラ棒」ができる作品です。画面中央の点が赤い線に触れないようにゴールを目指すという、非常にわかりやすいゲームです。すばらしいのは、そのコースが絵をかくだけで設計できるところです。ホワイトボードに赤線で書いても、jpg画像で静止画にアップしても、動画にして動きのあるステージを投稿することもできます。ニコ生をつかえば、コメントで邪魔をするようなことも出来るでしょう。コメント職人の出番です。投稿作の多くが「画面に向かって一人で遊ぶ」もしくは「ゲーム実況をして動画作品を通して遊ばれる」といった従来の遊びの枠内で作られているなか、目の前にあるものなら何でも遊びにしてしまう点を高く評価しました。スマホ及び動画共有サイトが当たり前になった今だからこそ簡単に作ることができたといえるでしょう。ソフトの完成度は決して高いわけではなく、SEやギミック(特に色分け)、初めての人へのチュートリアル、失敗からの復帰の設計など詰めるべきところは多数あります。本作をより多くの人により楽しんでもらえるようにバージョンアップしてくれることを強く期待します。
【ゲームマーケット賞】
該当作品なし
【IGDA日本賞】
タワーディフェンスを攻撃キャラ設定や防御アイテム設定などの面からではなく、ビジュアルの面からブラッシュアップしたアプローチを評価。
【ねとらぼ賞】
開始1分でがっちりとプレイヤーのハートを掴み、そのままラストまでノンストップというテンポの良さ。「世にも奇妙な」風のブラックなオチも見事でランランルーと言わざるを得ない完成度でした。ハンバーガー教って怖いですね。
【窓の杜賞】
鍵開けや罠解除といったスキルを駆使する探索要素や、階層ごとにバリエーションのあるトラップ、お宝の売値を交渉で決めるディールなど、ランダムダンジョン探索RPGに独自要素を加えて「トレジャーハントの楽しさ」を演出した作品。少女達の約束を軸に、癖のあるキャラクター達によって繰り広げられるドラマも見所です。魅力的なイラストやスタイリッシュなインターフェイスを含めたトータルの完成度を評価させて頂きました。
【OPTPiX SpriteStudio賞】
混沌としたステージデザインにチープなアニメーション。普段、リッチな アニメーションを制作する為のツール(SpriteStudio)を開発している 我々ですが、このチープさ、そしてビデオゲームの原点的なところに 惹かれてしまいました。このゲームのキャラクターアニメーションに SpriteStudioを・・・と思ったのですが、そうするとこの『良い意味での チープさ』が失われてしまいそうで無念です。
【HSPTV!賞】
HSPの性能をうまく引き出して見た目も良い3Dレースゲームに仕上がっていると思います。「ギャアアアア」の効果、あのドリフト漫画っぽくてとてもいいですね。車種が選べたり、セッティングのカスタマイズができたりと、完成度も高く作者のやりたいことが実現できていると感じました。幅広いスペックで快適に動作するところなど、技術的にも良かったです。これはもう普通に遊べるチューンドカーのゲームですよ。
【コンプティーク賞】
前回同様 「キャラクター」、「ストーリー性」を重視して選考しましたが、イラストを含め魅力的なキャラクターたち、そして彼らによって多層的に紡がれる物語はプレイヤーを引き込むに十分な力をもっていると感じました。またそれだけにとどまらず、高い完成度で作品世界を描き出している点も高評価でした。あえて欲を言うならば、もう少しゲーム性の部分でも魅せてくれればさらに万人に勧められる作品になると思います。本作は大きな流れの中での1エピソードでもあるということで、次回作にも期待しています。
【最優秀 Cygames賞】
「ゲームが本当に好きな作り手が、自分の手で自分の好きなゲームを長い時間かけてコツコツ積み上げてつくった作品だ」ということが伝わってきたからです。キャラのアニメーションやステージの設計、モグラの攻撃の種類や演出、BGMなどすべての要素から「本当にゲームが好きで過去の作品を何作もやりこんだうえでつくった」ことが伝わってきました。クオリティもグラフィックと設定に少し手を加えればコンシューマゲームとして世に出せるレベルだと思います。
【CRI・ミドルウェア賞】
「オトノハコニワ」は、一見3Dアクションゲームの体裁をもちながら、音楽を使った新しいゲームシステムを模索されているところに大変興味深く思い、選ばせていただきました。サウンドをネタにしたゲームは他にもありましたが、不思議世界系のグラフィックや、草木・蝶のエフェクトなど、クオリティの面でも秀でていると思います。まだまだ「音ゲー」は拡張できる!と感じた作品でした。ぜひ、これからも開発を続けてもらえればと思います。
【株式会社セガ R&D1賞】
戦闘を見ているだけという斬新さと、見ているだけでドキドキできる感じが面白いです。採取・生産部分もつくりこまれていて、いかに効率的に、設備をつくり成長させるか、楽しく頭を悩ませます。全体的にストレスが少なく、かつ丁寧なつくりで、世の中に商品として出したとしても、十分に通用するゲームデザインだと考えています。
【Multimedia Fusion 2賞】
どの要素を取っても随一のクオリティ。エフェクトの派手さに目が行くものの、ギミックの挙動なども丁寧に作られており、完成度の高さに繋がっている。既に商用レベルであり、圧倒的なモグラ力を感じます。売らせてください。
【Xbox Live インディーズ ゲーム賞 大賞】
クオリティの高いドット絵はもちろんですが、プレイヤーを飽きさせない豊富なギミックの数々を配置したステージや操作感にクリエイターの工夫が感じられました。また、モグラの朴訥としたキャラクターがこのゲームを引き立てていて、誰もが長く、楽しく遊べるゲームに仕上がっているところを高く評価させていただきました。
【ノベルスフィア賞】
「浪人生の葛藤」という、さしてゲーム映えしないはずの日常的な題材が、イラストや音楽の支えのもとダイナミックに描ききられた様は圧巻。立ち絵や背景画といった要素を排し、ノベルゲームとしては最小限の要素からなる本作ではあるが、各々の素材の完成度は素晴らしく、その使われ方も効果的である。ユーザーインターフェイスデザインの作り込みなど、作品の魅力を読者へ伝えきるための努力が窺える点も高く評価したい。
【週刊ファミ通賞】
いけませんね。人間ってのは、どうしてもカッコつけたくなっちゃう生き物なんですね。自作ゲームだからさ 「ゲームの未来が垣間見える」とか、「メディアとしての可能性」とか、「表現の斬新さ」みたいにメディアっぽい解説できるゲームないかなぁ~って、選考し てました。そしたら、ブッチギリに軽くて、ベタなギャグ満載、アホさ全開の『すごろくプリンセス!』にやられちゃいました(笑)。もういいで す! 楽しいからあげる!
【ファミ通.com賞】
RPGの宝箱(ミミック)を中心に据えたアイデアが秀逸。
RPGをベースにしながらも、プレイ感覚はまったく別物のゲームで、ユーザーを選ばないシンプルな内容なのも、いまのご時勢にピッタリかと。
アイテム錬金に加え、エモノが欲しがるアイテムを予想する攻略方法もユニーク。
ゲーム内に登場するすべての要素(アイテム合成、エモノの性格)に詳しくなればなるほどクリアーにつながるだけでなく、愛着が生まれるゲームデザインがイイですね。
エリアを変える戦略性や、自身の風貌に変化(パワーアップ?)があると、主人公であるミミック自体の物語性も出てきてワクワクできそう。
【フリーゲーム夢現賞】
「アクションモグラ」はファミコン世代には、懐かしさと驚きを与えてくれる2D横スクロールアクションゲーム。コインを貯めてお店でアイテムを購入できたり、ストーリーを進めていくとサブウェポンや三角飛び・スライディングなどアクションが増えて、今まで行けなかった場所にもいけるようになったりする。懐かしいだけの単純なアクションゲームではない。小学生の頃に夢中になったように、数十年経った今でも同じように夢中になることができたのは驚きでした。時代を超越した面白さがある作品です。
【ふりーむ!賞】
読めば読むほど惹き込まれます。あちこちに散りばめられた伏線がしっかり回収され、まとまりがありました。文章のみのノベルゲームは目立たないため、キャラクターの立ち絵等の素材要素が、プレイするキッカケにつながることもあります。しかし、装飾無く画面黒一色のこの形が完成形なのだと思わせるほど、物語にのめりこめました。登場人物、ストーリーどちらも魅力的な作品です。
【ベクター賞】
本格RPGでイラストやボイスも盛りだくさん。とても無料とは思えないボリュームに感心しました。本気で遊び尽くそうとすると戦略性が高く、要素も多いので当分の間プレイし続けられるでしょう。プレイしていくうちにコンプリート欲をかき立てられ、やりこみゲーマーにはたまらないゲームだと思います。
お手軽に遊びたい人は難易度設定もできるし、至るところに親切さが見受けられました。荒削りな面もありますが今後が非常に楽しみです。
【Magino Drive賞】
「月光妖怪」はホラーゲームのホラーをやる側になる、という発想が何といっても新しいところです。プレイしてみるとしっかりとしたパズルゲームとなっていて、スコアアタックもアツイ! Magino Drive的には、最初のステージのエンドやその後のボーイミーツガールな展開のストーリー部分も加味して、賞に選ばせて頂きました。
【Unity スタークリエイター賞】
シンプルで味のあるグラフィックとプレイして5秒でわかるゲームデザイン、作品全体に漂うちょっぴりシュールな雰囲気はまさに「自作ゲーム」ならでは!物理演算プログラムを効果的に使って作られたステージのギミックも、開発者が楽しみながら作っている様子が伝わってきました。ゲームオーバーになっても笑って楽しめるという点も評価のポイントです。受賞おめでとうございます!
【ブロマガベストレビュー賞】
現実と虚構の冒涜的な境界『恋してマシュマロ』『エレGY』
「何かがおかしいのではない。何もかもがおかしい」
そんなゲーム、やりたくならない訳がない!ということで入賞です。
【ゲームマーケット賞 努力賞】
基本ルールは運要素の強い、シンプルなパーティーゲームなのですが、「ルールそのものを(ランダムに)追加してよい」という部分が面白い作品です。そうしたゲームもいくつか存在しますが、アナログゲーム本来の魅力である、「その場にいるみんなが楽しい時間を過ごす」という部分がストレートに表現できています。動画でもその魅力が表現されていて、実に楽しそうな雰囲気に、「仲間と一緒に遊びたい」という欲求が刺激されます。
【ゲームマーケット賞 アイデア賞】
人狼系ゲームなのですが、恋愛をモチーフにしている点が非常に秀逸です。「意中の相手が誰かとくっついたら敗北」など、キャラクターの効果ひとつひとつが妙に生々しく、このゲームならではの味になっています。作者が動画内で「1日で作った」とおっしゃっているように、バランス、完成度の面ではまだまだなのですが、アイデアが素晴らしいということで、アイデア賞を贈らせていただきました。ぜひ完成させていただきたい作品です。
【Unity スタークリエイター賞】
【Cygames賞】
割り切りのセンスを評価しました。主にデザインがシンプルでまとまっている点、カードのデザインがほぼ同じなのに違うものだと認識できる点です。完全放置ということに挑戦してみたことは評価しますが、完全放置ですとゲームとしての面白さをなくしてしまっていることにもなると思いますので、次回作では割り切りのセンスを生かしたうえでPlague Inc.-伝染病株式会社-のように「放置するけど適度に介入もできて状況をコントロールする面白さ」に挑戦してもらいたいと思う作品です。
【Xbox Live インディーズ ゲーム賞 優秀賞】
【敢闘賞】
4/7追加
※一部作品において、放送で読み上げられたが画面に表示されなかったもの、またはその逆のものがありましたが、どちらも受賞の対象となります。
4月26日(土)、27日(日)に行われるニコニコ超会議3超ゲームエリア
にて一部のゲームをプレイする事ができます!是非会場に来てお楽しみください!
■ニコニコ自作ゲームフェス特設サイト
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