6月13日(木)21時より、
『【悲報】ダイオウグソクムシ9号たん追悼番組』をお送りします。

▼番組内容
先日お亡くなりになった、鳥羽水族館のダイオウグソクムシ9号たんを偲んで
追悼番組を執り行うことになりました。
過去の放送から、9号たんの生前の活躍を再編集し放送致します。

▼鳥羽水族館よりコメント
Q.9号たんの思い出はありますか?

A.№9は入館時の体長が40㎝、体重が1626gで、これまでに見た中で一番大きな個体
(オス)だったので初めて見たときの衝撃は今でもはっきりと覚えています。ところ
が、バックヤードで数日間飼育して展示水槽に出す際に再度計測したところ、体長は
36㎝に縮んでいました。どうやら到着時は深海から引き上げられた影響(水圧差)で
体の細胞内に水分を多く含んでいたようです。ニコニコ生放送ではマイペースで落ち
着いた大人な雰囲気(実際に成熟個体は№9だけでした)で人気だったように記憶し
ています。№1や№5が近づくと尾節を振り上げて投げ飛ばすところも印象に残ってい
ます。

Q.9号たんは今どこにいますか?

A.原因を究明するため解剖しました。現在は冷凍庫に保管しています。

Q.追悼番組の実施についてはいかがお考えでしょうか?

A.こちらの想像以上に大きなニュースになり、
  果てには追悼番組までできるとは正直、驚きました。

Q.9号たんがいなくなった水槽の状況に変化はありましたか?

A.現在は№1と№5、新たに加わった№7の合計3匹を飼育、展示しています。


<コメントにご協力頂いた鳥羽水族館の方々>

飼育研究部 係長 学芸員 森滝丈也 海水魚・無脊椎動物担当
営業第一部 課長 学芸員 杉本幹  広報担当責任者

【生放送スケジュール】