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誰でも発表できるユーザー参加型研究の場「ニコニコ学会β」の本が出ました!

ニコファーレや超会議で行われてきた「謎の技術」「その発想はなかった」「先生なにやってるんですか」「ここに病院を建てよう」な研究の数々! それがどうして生まれたのか? それは意味があるのか!? 中の人が徹底解説!
ニコニコ動画でもお馴染みの著者の皆さんが執筆されています。
今ならミクさんのポストカードもついてきます。ぜひAmazonでご購入ください!

執筆者紹介
・ニコニコ学会β実行委員長
■江渡浩一郎(産業技術総合研究所 主任研究員/メディア・アーティスト)

・ニコニコ学会β実行委員
■後藤真孝(産業技術総合研究所 首席研究員)

■稲見昌彦(慶応義塾大学大学院 メディアデザイン研究科教授)

■myrmecoleon(明治大学 米沢嘉博記念図書館職員)

■八谷和彦(メディア・アーティスト)

■高須正和(チームラボ株式会社 カタリストDiv)

■岡本真(アカデミック・リソース・ガイド株式会社代表取締役)

■伊豫田旭彦(株式会社ドワンゴコンテンツ)

『進化するアカデミア ―「ユーザー参加型研究」が連れてくる未来』
著者:江渡浩一郎+ニコニコ学会β実行委員会
版元:イースト・プレス
価格:1300円+税
一般発売日:2013年5月11日
(※">Amazonでご購入頂いた方には、人気絵師seroriさんによる描き下ろし
初音ミクカバーイラスト「特製ポストカード」が付きます!)


●●目次紹介●●
はじめに 

●第1章 ユーザーとともに起こす知的イノベーション 
・創造性が連鎖する環境とは

◎「ユーザー参加型研究」の世界
解説:後藤真孝(産業技術総合研究所 首席研究員)
・発端はニコニコ動画への「ぼかりす」動画の投稿
・ニコニコ音楽情報処理
・先進的な創作・コミュニケーション環境としてニコニコ動画
・ニコニコ動画により新たな試みに挑戦した学会イベント企画「CGMの現在と
未来」
・中心にユーザーがいる、それこそがニコニコ学会βの真価

・YouTubeになくてニコニコ動画にあるもの

◎「見たい人」と「見せたい人」を出会わせる
解説:伊豫田旭彦(株式会社ドワンゴコンテンツ)
・「ハッピーの総量」は必要なときに、必要な相手がいることで増える
・高度な研究はアートと同じ
・「おもしろい」という声があるところに、人は集まる

●第2章 学会ってどんなところ? 研究者って何してるの? 
・そもそも研究とは何か
・ニコニコ学会βが新規性にこだわらない理由

◎科学の進化は、評価の進化とともにある
解説:岡本真(アカデミック・リソース・ガイド株式会社代表取締役)
・紙の研究論文の存在意義を再定義すべき時代
・研究発表には、もっと楽しさが必要だ
・学会にライブという表現を持ち込んだ
・科学者に強烈な無力感を与えた3・11
・研究とは、「理由がある」クリエイションのこと
・社会に開かれる研究
・学会は知を育むメディア
・研究者はまず、レベル1で最強の勇者に挑むべきだ

◎「研究者」は職業ではなく「ライフスタイル」だ
解説:稲見昌彦(慶応義塾大学大学院 メディアデザイン研究科教授)
・「ロウソクの科学」の現在進行形としてのニコニコ学会β
・聴衆のアツい想いが発表を進化させる

●第3章 ドキュメント・ニコニコ学会β 
・ニコファーレで学会がやりたい

◎「研究」の入口はすぐそこにある。たとえばニコニコ動画とか
解説:myrmecoleon(明治大学 米沢嘉博記念図書館職員)
・ニコファーレで実現される新しい学会発表のかたち?
・姿を変える学術論文の可能性
・もっとニコニコできるニコニコ学会βに

・ニコニコ学会βが発足するまで
・オープンイノベーションの実現に向けて

◎研究と社会をつなぐハブになりたい
解説:岡本真(アカデミック・リソース・ガイド株式会社代表取締役)
・「研究してみた」といえることがすばらしい
・社会に研究の生息域を広めたい

・技術者向けの勉強会からはじまり「ニコニコ学会βマニフェスト」へ
・マニフェストに込められたもの
・ニコニコ学会βと学会

●第4章 ニコニコ学会β 実装編 
・100連発という新しい研究の表現
・発表をするほうも見るほうも、テンションが上がり続けるフォーマット

◎楽しさ、おもしろさ、興奮の向こうに未来がある
解説:高須正和(チームラボ株式会社 カタリストDiv)
・科学の限界を超えて
・圧倒的なテンションがドライブする研究

・眠れる獅子を呼び覚ました「研究してみたマッドネス」

◎自分の知的欲求に正直なのが野生の研究者
解説:八谷和彦(メディア・アーティスト)
・野生の研究者は、人間の知的欲求に忠実
・ダイバーシティな学会という、新しい「場」
・オルタナティヴとアカデミーの融合が、日本の未来を変える

・マッドネスというネーミング
・各セッションを構成する「座長」
・「つくるをつくる」がコンセプトだった第1回シンポジウム
・野生の研究の神髄を提示した、Winny開発者登壇
・ニコニコ動画から見える、創造性誘発現象 コメントアートセッション

●第5章 ニコニコ学会β 運営編 
・ニコニコ学会β合宿
・ニコニコ生放送で運営会議
・クラウドファンディングによる資金調達

◎研究者の新しい生態系をつくるために
解説:岡本真(アカデミック・リソース・ガイド株式会社代表取締役)
・公的資金と、市民による投資が共存する世界
・参加しよう、すべてはそこから始まる

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