先ほど、ニコニコ生放送でお送りしました「自由民主党総裁選挙公開討論会」。
この番組後半、党員からの自民党総裁候補者への質疑応答の中で、ニコニコユーザーの皆さまから募集した質問からひとつを、候補者の3名にそれぞれお答えいただきました。
ユーザーからの質問を代読したのは、先日、衆院選に当選した唯一の20代議員、小泉進次郎氏。「私に対するお気遣いはまったく必要ありませんので、率直にお答えください」と会場を沸かせていました。
以下、質問に対する各候補者の回答をお伝えします。
【ニコニコユーザーからの質問】
「歴代の自民党総裁の中で自分が最も模範としている総裁は誰ですか？
また特に意気に感じるところは？」
【候補者の回答】
●西村康稔 総裁候補
「吉田茂さんと、岸信介さんです。時代の大きな変わり目で、政治家が大事な判断を求められる、おそらく孤独な中で、いろんな判断をされたんだと思います。重大な判断をされて、そして日本を一定の方向に導いていった、その功績が大きいと思います。
そういう意味で、吉田茂さんと、岸信介さんを尊敬しております。」
●河野太郎 総裁候補
「立派な方が大勢いらっしゃるかと思いますが、私はいままで誰かを、目指してとか模範にということは一回もありません。河野太郎は、最後まで河野太郎でありたい。と思っておりますので、私は、私の道を自分で切り開いて、私の目指すところへいきたいと思っております。
誰を模範にするかといえば、新総裁河野太郎が、みんなの模範になっていけるように頑張りたいと思います。」
●谷垣禎一 総裁候補
「歴史的人物をあげるということであれば、やはり吉田茂さん。日本の戦後の礎、基本を築いた、大きな仕事をなされた方と思います。
私が直接ご指導を受けたという意味では、宮澤喜一さんにいろいろと教えていただきました。特に、権力の使い方、抑制すべきところは抑制しなければならない、というようなお考えは貴重なものだと思っております。」
皆さまからのたくさんのご質問、そして生放送のご視聴にコメントありがとうございました。