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まもなく巣立ちのとき→絶滅危惧種「トキ」の巣立ちをみんなで見守ろう

とき


■孵化後12日目





■孵化後13日目





■孵化後19日目





■孵化後30日目





■孵化後40日目





トキは、絶滅危惧種に指定される鳥類であり、
1981年から中国陜西省で確認されたのはわずか7羽でした。
それから40年もの間中国では保護と人工繁殖を続け、
現在世界では3300羽を超える個体が確認されています。
トキは友好の紐帯として、日中友好の懸け橋となりました。
現在日本にいる500羽のトキは中国陜西省洋県の7羽の子孫になります。
春の訪れを告げる「東洋の宝石」と名高いトキの巣立ちを一緒に見守りましょう!




※現地回線の状況により、一時的に映像が途切れ真っ黒な画面となることがあります。ご了承ください。

ニコニコでは、日中ホットラインの協力のもと、トキの巣立ちの様子を生中継でお送りします。





中継場所

■正式名称:陜西漢中トキ国家級自然保護区
1983年に設立。中国陜西省洋県を中心に漢水之濱漢中地区及び城固県から
構成されている。野生動物の自然保護区であり、主として絶滅の危機に
瀕している動物やその生態を目的としており、保護区の総面積は
37549ヘクタールに及ぶ。1988年に中国政府林業部及び日本政府環境庁の間で
『日中共同保護研究及びその生息地』の提携プロジェクトを締結したことでも
知られている。

中継方法

央視国際視頻通訊社聯合陜西広播電視台及び陜西漢中トキ国家級自然保護区管理局が
中国陜西省洋県にて野生トキの孵化のライブ配信を30mの高空ビジョンで行う。


中国のトキの歴史

1953年及び1959年、鳥類学者らにより中国甘粛省武都、康県においてトキの標本を採取している。
鳥類学者が最後に野生のトキを確認したのは1964年。その後1964年から1981年までの十七年の間は
確認されていなかった。1978年から中国科学院動物研究所の鳥類学者により調査チームが組織され、
東北、華北及び西北の三大地域で大規模な調査が行われた。調査は九省、範囲は5万キロあまりに
わたったと言われている。1981年5月、調査チームの一員である鳥類研究学者の劉蔭増が、
陕西省八里関郷大店村姚家溝の山林において七羽のトキを発見、うち四羽が成鳥であり、三羽がヒナだった。
当時、この二対のつがいはヒナの飼育をしていたことから、繁殖能力を有する個体であることが確認された。
七羽は保護され、そこから現在の人口繁殖へと至った。
2022年には5,000羽以上に増加している。


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