東京湾に沈む米爆撃機「B-29」海底探索を完全ライブ配信
2021-05-11
5/17(月)朝5時に港を出港し調査開始!
※天候によりスケジュール変更の可能性があります。
2020年11月30日、B-29の脚とみられるものが引き揚げられた。
2020年11月、千葉県 木更津 沖の東京湾で地元の漁船が大型金属部品と大きなタイヤを引き揚げました。
引き揚げられた部品の形状などから、1944年12月27日に墜落した米軍の長距離爆撃機B-29の主要部位の可能性があります。
(写真左:実際に引き揚げられた部品、写真右:B-29)
今も、東京湾に眠り続けるB-29。
船上カメラとともに、ソナーや水中ロボットカメラによるB-29探索調査の模様を生中継でお送りいたします。
2021年5月17日(月)朝5:00出港予定
一般社団法人ラ・プロンジェ深海工学会は、最新鋭の海中技術を用いて、B-29を探し出し、その位置と現状を明らかにすることによって、学会の設立の目的である海中調査技術や海中活動の普及と振興を目指し、戦没された方々を慰霊します。
一般社団法人ラ・プロンジェ深海工学会 ⇒ http://blog.goo.ne.jp/laplonge
■車輪が引き揚げられたポイント
■探査船:原紺屋丸/無人船/水中ロボット(Chinook:Seamor Marine 社製)
太平洋戦争でアメリカ軍が使用していた大型戦略爆撃機 B-29。
B-29は長距離戦略爆撃を想定した設計で日本の継戦能力を喪失させる大きな要因となった爆撃機です。
愛称は「スーパーフォートレス」。
戦時中の文献ではスーパーフォートレスという愛称を「超空の要塞(てうのようさい)」と説明したものがあり、当時のニュース映像では「超空の要塞(ちょうそらのようさい)」とも呼ばれていました。
当時は高高度の飛行の際には酸素マスクの装備、防寒着の着用が必要でしたが、B-29は高度9,000 mで高度2,400 m相当の気圧に維持することができました。