△2月28日(日)19時から生放送(タイムシフト視聴予約もこちらから)
■概要
お水取りは東大寺の二月堂でおこなわれる仏教法会で、正式には修二会(しゅにえ)といいます。法会の目的は、仏の前で罪過を懺悔(さんげ)すること(悔過(けか))。現在は3月1日から14日までおこなわれ、その間、心身を清めた僧(練行衆(れんぎょうしゅう))が十一面観音の前で宝号を唱え、懺悔し、あわせて天下安穏(てんかあんのん)などを祈願します。
お水取り(修二会)は、天平勝宝4年(752)に東大寺の実忠和尚(じっちゅうかしょう)が初めて十一面悔過を執行して以来、一度も絶えることなく不退(ふたい)の行法(ぎょうぼう)として1260年以上にわたって勤め続けられてきました。そこには東大寺が歩んできた長い歴史が刻み込まれています。
毎年、東大寺でお水取りがおこなわれる時期に合わせて奈良国立博物館で開催される、特別陳列「お水取り」。
ニコニコ美術館ではこの展示の模様を、東大寺庶務執事の森本公穣さん、奈良国立博物館資料室長の野尻忠さんの解説とともに、生中継でお届けいたします。
進行はライター・エディター、永青文庫副館長の橋本麻里さんです。
■出演者
●森本公穣(東大寺庶務執事)⇒ @kojomrmt
●野尻忠(奈良国立博物館 学芸部 資料室長)
●橋本麻里(ライター・エディター、公益財団法人永青文庫副館長)⇒ @hashimoto_tokyo
■展覧会概要
特別陳列「お水取り」
会期 : 令和3年2月6日(土)~3月21日(日)
休館日: 毎週月曜日(ただし、3月1・8日は開館)
会場 : 奈良国立博物館
時間 : 午前9時30分~午後5時00分 ※入館は閉館の30分前まで
ニコニコ美術館(ニコ美)