下記にてお知らせしておりましたN AirのVer:1.1.20201217-1へのバージョンアップが完了いたしました。サービスのご利用に必須となりますので、お手数をおかけいたしますが、必ず最新版へ更新をお願いいたします。
引き続きニコニコ生放送をよろしくお願いいたします。
いつもニコニコ生放送をご利用いただき、ありがとうございます。
2020年12月17日(木)に配信ソフトウェアN Airのアップデートを実施いたします。本バージョンアップは、サービスのご利用に必須となります。お手数をおかけいたしますが、必ず最新版へ更新をお願いいたします。
目的
配信時に利用するニコニコ生放送のAPI刷新が主な目的となります。2020年11月19日に公開したバージョン「v1.0.20201119-1」より、ニコニコ生放送へ配信する際に利用するAPIを新しいものに変更いたしました。
「v1.0.20201119-1」以前のバージョンでは旧APIを利用しておりますが、今後の新規開発や改善をさらに進めていくため、今回のバージョンアップにてAPIを刷新するとともに、旧APIについてはサポートを終了いたします。
v1.0.20201119-1以前のバージョンからの変更点
v1.0.20201119-1以前のバージョンと比較して、配信時のAPIが刷新されたことに加えて、下記の変更がございます。
・シーン切り替え演出を各シーン間ごとに設定できます
カットやフェード、スワイプなどのシーン切り替えの演出をシーン間ごとに設定できるようになります。これにより「オープニングからゲーム映像への切り替え時はスライドさせて、ゲーム映像からエンディングへの切り替えはフェードを使おう」といったことが可能になります。
・配信部分とUI部分の実行プロセスが分離されます
配信を行うための機構とUI部分の機構が分離したため、配信部分の負荷が高まったとしても、操作に対する負荷に影響を及ぼしにくくなります。
また軽微な修正が入っております。
注意点
・録画設定のCustom Output(FFmpeg)機能の提供は終了となります。
N Airは、Streamlabs OBSという配信ソフトウェアを元にして開発しております。Streamlabs OBSにおける不具合修正や新機能をN Airにも反映していくために、N Airの内部にあるStreamlabs OBSのバージョンを上げる作業が必要となります。しかしながらStreamlabs OBSにおいて、あるバージョンを境に「録画設定のCustom Output(FFmpeg)機能」が削除されてしまいました。この機能は配信ソフトウェアの裏側で動いているライブラリを直接利用するものであり、予期せぬ挙動を引き起こし、不具合を生みやすいものでもあるため、N Airでも提供を終了させていただきます。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
・インターレース解除の動作不具合が確認されており、調査中となっております。復旧までもうしばらくお待ちください。(GitHub Issue)
・シーンプロジェクタ、ソースプロジェクタまたは、ソースで「全画面表示」を閉じると、その後の挙動がおかしい不具合が確認されており、調査中となっております。復旧までしばらくお待ちください。(GitHub Issue)