12月7日(金)22時より、
「朝まで原一男!監督の生コメンタリー付き3本立て上映」として、
『極私的エロス・恋歌1974』、『全身小説家』、
『ゆきゆきて、神軍』
を放送いたします。

ドキュメンタリー映画の鬼才、原一男監督の名作3本を、
監督本人による生コメンタリー付きで上映いたします。
ユーザーのみなさんが書き込むコメントに、
監督自らが答えながら、朝までとことん語り尽くします!


生放送では、視聴者プレゼントも発表しますので、お見逃しなく!
ツイッタープレゼントも実施中⇒詳しくはこちら

 
原一男(ドキュメンタリー映画監督)

『極私的エロス・恋歌1974』(1974年 / 日本 / 98分)

監督本人が「一世一代のミス」と後悔した出産シーンは、衝撃。

原一男監督が3年間同棲していた武田美由紀は子供と共に家を出た。原監督は、
彼女との関わりをつなげるため映画を撮影し始めた。美由紀はその子という女性
と沖縄で暮らしている。そこに現れた原監督を前に、二人は凄まじい言い争いを
始める。やがて美由紀は一人になり、黒人米兵との恋、妊娠、そして別れを経て、
出産のために東京へ帰ってくる。彼女はより困難な状況に自らを置こうとする
意志の強い女性である。彼女はアパートの一室で、たった一人の出産を試みる。
原監督はカメラを回し続ける……
【スタッフ】監督・撮影:原一男、製作:小林佐智子、録音:久保田幸雄、音楽:加藤登紀子

『全身小説家』(1994年 / 日本 / 157分)

「嘘つきの才能」を生かし、小説家として大成した井上光晴が、
ガンに侵されて死ぬまでを追ったドキュメンタリー。
虚構と真実に肉迫!


平成4年5月にガンで亡くなった小説家・井上光晴の晩年の5年間を追った
ドキュメンタリー。映画は、彼が文学を教える生徒や、埴谷雄高、瀬戸内寂聴らの
証言を通して、井上光晴の文学活動を捉えるとともに、撮影開始直後に発覚した
ガンと闘う姿を生々しく撮り続ける。さらに、親族や近しい関係者たちの証言から
彼が履歴や原体験を詐称して文学的虚構を創りあげていた事実をも暴き出して、
まさに“全身小説家”だった井上光晴の実像に迫る。
【スタッフ】監督・撮影:原一男、製作:小林佐智子、録音:栗林豊彦、音楽:関口孝
【キャスト】井上光晴、埴谷雄高 、瀬戸内寂聴 、野間宏、文学伝習所の人々ほか


『ゆきゆきて、神軍』再放送(1987年 / 日本 / 122分)
※2017年10月4日にニコニコで放送した、
 『ゆきゆきて、神軍』生コメンタリー付き上映の再放送となります。


“知らぬ存ぜぬは許しません。”
天皇の戦争責任を問い続けた男、
奥崎謙三に迫った衝撃ドキュメンタリー。


神戸市で妻とバッテリー商を営む奥崎謙三は、たったひとりの「神軍平等兵」として、
神軍の旗たなびくトヨタ・マーク2に乗り、今日も日本列島を疾駆する。そんな中、
かつての所属部隊・独立工兵隊第36連隊のうち、ウェワク残留隊で隊長による
部下射殺事件があったことを知り、奥崎は遺族とともに真相究明に乗りだした。
なぜ、終戦後23日もたってから、二人の兵士は処刑されねばならなかったのか。
執拗ともいえる奥崎の追求のもと、生き残った元兵士達の口から戦後36年目にして
はじめて、驚くべき事件の真実と戦争の実態が明かされる。
【スタッフ】監督・撮影:原一男、製作:小林佐智子、録音:栗林豊彦、編集・構成:鍋島惇

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