
国宝大鎧の双璧が史上初の並列展示!!
奈良・春日大社の赤糸威大鎧(竹虎雀飾)と、青森・櫛引八幡宮の赤糸威鎧(菊一文字の鎧兜)が、史上初の並列展示。
国宝指定の甲冑類18点のうち、半数の9点が一堂に会します。
番組概要
【開催趣旨】
日本の甲冑には、さまざまな様式がありますが、これらは金工、漆工、染織など複数の分野にまたがる工芸作品の集合体で、日本人の工芸技術の高さ、そして美意識をあらわした総合芸術と捉えることができます。
その甲冑のなかでも、主に平安時代後期から南北朝時代にかけて作られた「大鎧」は最も格式が高いものです。春日大社には日本を代表する甲冑の国宝・赤糸威大鎧(梅鶯飾)と国宝・赤糸威大鎧(竹虎雀飾)があり、この二領の大鎧には金工技術の粋を極めた豪華絢爛な飾金物が施されています。
この展覧会では、日本の文化力の象徴である「大鎧」が製作されるようになる背景を探るとともに、その素晴らしさを広く内外の多くの方に発信したいと考えています。
・史上初の並列展示!!
「国宝大鎧の双璧」と評される奈良・春日大社の赤糸威大鎧(竹虎雀飾)と、青森・櫛引八幡宮の赤糸威鎧(菊一文字の鎧兜)が、史上初の並列展示です。二度とない内容の展覧会!!
国宝指定の甲冑類18点のうち、半数の9点が一堂に会する、二度とない規模の展覧会です。
・鎧のふるさとに名鎧が集結!!
奈良は近世に至るまで甲冑の一大生産地で、言わば鎧のふるさと!春日大社のもとに豪華絢爛な名鎧が集結します。
(公式ホームページより)
出演者
●荒井清志(春日大社 学芸員)
●橋本麻里(ライター・エディター)
ほか
展覧会概要
【展覧会名】
究極の国宝 大鎧展―日本の工芸技術の粋を集めた甲冑の美の世界―
【会期】
令和7年7月5日(土)~9月7日(日)
前期 7月5日(土)~8月3日(日)(30日間)
後期 8月9日(土)~9月7日(日)(30日間)
〈展示替休館:8月4日(月)~8月8日(金)〉
【会場】
春日大社 国宝殿(奈良市春日野町160)
【アクセス】
JR・近鉄奈良駅より春日大社本殿行きバス7~10分、下車すぐ
【開館時間】
10時~17時(16時30分受付終了)
【入館料】
一般 1,500円
大学生・高校生 1,200円
中学生・小学生 500円