昨日のニコニコ動画サーバ障害ではプレミアム会員、一般会員問わず多くの方に
たいへんご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。


原因は主にプレミアム会員向けハードウェアの故障ですが、
そのほかに
・ハードウェア障害検知の初動が遅れた
・ユーザーへの障害報告の遅れ・情報量不足
の2点、合計3点の大きな問題があったと認識しています。


復旧に時間がかかったのはインフラ構造上の理由で、根本的には
莫大なお金をかけることでしか解決できません。
プレミアム会員が堅調に伸びていけば1-2年単位で少しずつ改善していける見込みです。


インフラ費用については、
大会議などのイベントをやめると解決するというレベルではなく、
現状では動画配信設備の改善を生放送で増えている
プレミアム会員の売上から捻出するという状態です。


但し動画/生放送のサービスは互いに支え合う関係にあり、
将来的には動画側で獲得したプレミアム会員の売上が生放送を支えることもありえます。


動画配信インフラは非常に高コストですが、
さらにハードウェアには耐用年数があり
定期的に故障するのがあたりまえなため一度買ったら終わりというわけにはいかず、
当然規模が大きくなるとデータセンターなどの物理的な土地問題にも陥りますし、
増やしたハードウェアの保守費用も増加します。

ドワンゴの開発のかなり多くの部分は
効率化によって技術的に費用を削減するために費やされており、
それによって黒字化が支えられています。


サービスを存続していくためには会社が存続していく必要があるので
現実的には莫大な費用を費やすことでの解決は不可能ですが、
しかし優秀なエンジニアが増えることで解決できることも数多く存在します。

「我こそはニコニコの救世主になれる!」という心当たりのある方は
是非ドワンゴの採用ページからのご応募をお待ちしております。
→ドワンゴ採用情報 http://info.dwango.co.jp/recruit/

また「ハードウェア障害検知の初動が遅れた」、「障害報告の遅れ・情報量不足」
については言い訳の仕様もなく、深く反省しております。
これらの問題は運用体制の見直しで改善できるので、
今回の反省点を元に、改善に努めさせて頂きたいと思います。

特に障害情報のお知らせに関してはより速く、より詳細にをモットーに
みなさんに安心して頂ける運営を目指していきますので、
ユーザーの皆様につきましては引き続き叱咤激励のほどよろしくお願いいたします。


なおより詳細な経緯や今後の対策については
週明け早々に改めてご報告させて頂きます。


運営長 中野真