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大鳳・天龍を沈めた米潜水艦「アルバコア」を北海道沖の海底で探索する生中継




新型コロナの感染拡大をうけ、本プロジェクトは2021年6月に延期となりました。



■ラ・プロンジェ深海工学会公式ブログより

2020年8月4日
アルバコア調査の延期とクラウドファンディングの停止について

ご支援をくださった皆様へ
 このたびは私どもラ・プロンジェ深海工学会の企画したアルバコア調査にご支援ご声援を数多くいただきありがとうございます。すでにクラウドファンディングも目標の半分を超え、多くの方々に注目され成果を期待されていることを実感し、ますます士気を高めておりました。
 しかし現在のCOVID-19の感染拡大状況をかんがみると、移動や集まりに慎重になるべきと判断いたしました。また調査基地となる椴法華は、高齢者の多い地域でもあることから、わずかな感染の危険性も避けなければなりません。
 そこでまことに残念ではありますが、本年8月末に予定していた調査を来年6月末に延期することにいたしました。クラウドファンディングもいったん中止とさせていただきます。
 せっかくのご支援を頂いた方々には誠に申し訳ありません。諸事情を勘案して10カ月の延期を想定していますが、今後の感染状況次第では、さらなる変動の可能性もあります。
 しかし沈没艦は私たちを待っていてくれるはずです。必ず調査をおこないます。そのときには、あらためてクラウドファンディングを立ち上げますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
皆様におかれましても、この難局を無事に乗り越え、来年の6月には晴れて再会できますことを心待ちにしております。ご健勝を心よりお祈り申しあげます。










第二次世界大戦で
航空母艦「大鳳」、軽巡洋艦「天龍」、駆逐艦「大潮」、「漣」などを
撃沈した米国潜水艦アルバコア
北海道・恵山沖合に沈んだとされる記録をもとに その姿を追う



船上カメラとともにソナーや水中カメラ映像を切替ながら、北海道・恵山沖合より生中継いたします。


番組

8/26(水)午前8:00頃より中継開始(予定)




潜水艦アルバコア探索プロジェクト

USS Albacore(SS-218)は、1944 年11 月7 日、北海道恵山岬灯台沖合で触雷し、沈没したと考えられ、日本周辺で沈没位置がかなり正確にわかっている米国潜水艦です。
一般社団法人ラ・プロンジェ深海工学会は、最新鋭の海中技術を用いてAlbacore を探し出し、その位置と現状を明らかにすることによって、学会の設立の目的である海中調査技術や海中活動の普及と振興を目指し、艦とともに戦没された方々を慰霊します。

※戦没船のため、御遺骨等が映る可能性があります。

一般社団法人ラ・プロンジェ深海工学会 ⇒ http://blog.goo.ne.jp/laplonge



探索方法

まず、⼩型船とリモート操作の無人船の2艘に取り付けたマルチビームソナーで海底地形を計測し、沈没位置周辺の海底の不陸(海底の出っ張り)を探し出します。
次に曳航体(サイドスキャンソナー)を引っ張り、海底の映像を取得します。
そこでアルバコアと思われる候補を絞り込み、ROV(遠隔操作の無人潜水機)の水中カメラにてその姿をとらえます。
さらに小型船のSSBLにより撮影された画像をモザイクして、全体像を明らかにします。

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