お正月に行われる箱根駅伝の主役は選手たちですが、その走りを多くの人たちが裏側で支えています。
去年のコラムでも紹介しましたが、その1つが往路1区・復路10区の京急蒲田の踏切。
京急電鉄では選手が通過する間、電車を止めて踏切を開けています。選手の走りに支障がでないようにしています。しかし電車を止めるということは、乗客に駅で待ってもらうことになり、ホームが人でごった返す危険性もあります。なにより、この踏切は羽田空港に向かう路線のため、電車遅延を起こすとお客さんが飛行機に間に合わず迷惑をかける可能性も。ただでさえ単線、上下線が同じ踏切を使うという過密路線...。
そのため、1位のランナーから最終ランナーまでの間に、もし集団が途切れる場面があれば電車を通せるよう、踏切の側で各中継所と連絡を取りながら1秒単位で計算し、可能性を探っていきます。
ランナーは通す、安全第一、でも、一瞬でもチャンスがあれば電車も通したい。
そんな緊迫したムードの動画がこちら。もう1つの箱根駅伝がここにあったのでした。
往路。行き交う過密ダイヤの中で電車を通すかどうか次々と判断を下していきます。まさに「野戦司令室」。
復路。往路に比べると集団がばらけてますが、果たしてどうでしょうか。
選手が通過するこちらの動画からどうぞ。7分10秒過ぎ、東洋大学です。
京急では現在高架工事をしており、将来的には踏切がなくなる予定です。そのため、もしかしたらこの光景も今年が最後かもしれないそうです。去年の動画と比べてみると、ずいぶん高架ができあがっているのがわかりますね。
・ランナーを止めず電車を止めるとは (ランナーヲトメズデンシャヲトメルとは) - ニコニコ大百科
・逝っとけダイヤとは (イットケダイヤとは) - ニコニコ大百科
・ニコニコラム‐もう1つの箱根駅伝(昨年の様子)
ぐら




