つい先日、ニコニコ動画のユーザー数が1000万を超えたのは記憶に新しいところですが、1人1人が何分ぐらい動画を見ているのか、どんな人が見ているのか的な、もう少し詳しい情報を知りたくないですか?
ということをふと思って、さっき担当の方に「すいません、教えてくれませんか?」と聞いてみたら、「ちょ、静かに! いまIKZO生放送見てるんだから後にして!」と言われてしまい、ちょっとしょんぼりしています。どんだけニコ厨なんだ、あの担当は。
ところがどっこい、ネットを調べてみたらつい最近こんなイベントがあり、記事になっていました。
20代、3人に1人はニコニコ動画--メディアパワーと若者に支持される理由:ニュース - CNET Japan
「CNET Japan Innovation Conference 2008~いよいよ本格化する動画ビジネス最前線~」というイベントで、我らがニコニコ動画黒字化担当、夏野剛が発表を行っており、その中でいくつかデータが公開されてました。その内容によると、
●20代の3人に1人はニコニコ動画ユーザー
なるほどなるほど。「街を歩いてて若者を見たら、3人に1人はニコニコユーザーと思え」ということですね。一方で30代以上の方は少ないみたいです。このあたりは『30代以降の世代にはすごく過小評価されているメディア。その誤解を解いて、メディアパワーをお伝えしたい』と夏野も語っています。もっとおじいちゃんおばあちゃんに愛されるサービスにするにはどうしたらいいんでしょうか。
●1日の訪問者数(ユニークユーザー)は230万人
なんと230万人!!!! 東京ドームの入場者数が46,314人なので、ニコニコ動画には毎日東京ドーム50杯分の人が来ているということになりますね。そんなにたくさんの人が毎日押し寄せてくる姿を想像するとちょっと腰が引けますね。
●平均滞在時間34分30秒
気になる平均滞在時間は30分を超えているみたいです。つまり、1度アクセスしたら大抵の方が30分ぐらいニコニコ動画内で動画を見てニコニコしたり、大百科を見てニヤニヤしたりしているということでしょうか。この数字はあくまで平均値ですし、ニコニコ動画には短い動画から長い動画までたくさんあるので、それこそ15秒だけ動画を見る人もいれば24時間見続ける人もいることでしょう。思い思いの楽しみ方がしてもらえたらなんて思いますが、24時間見てる人はちょっと寝たほうがいいと思います。
ちなみに「15秒」を詰め合わせた動画には、こんなのがありますよ。
さてさて。この記事の中で夏野が、『他社との差別化について、「ほかは、動画のバリューが100%。ニコ動の場合は、動画のバリューは50%で、それをはやし立てるコメントのバリューが 50%というところが最大の違い。単なる動画共有サービスではないし、そういう意味では競合ではない。むしろ補完関係にある」と独自の優位性について説明した。』なんて言ってます。いろんなところで言われてきてたことですが、ニコニコ動画というサービスの面白さは、動画自体の面白さももちろん、やはり、そこにコメントが流され、一緒に見ている一体感が味わえることや、コミュニケーションができることなんだと考えてるのです。ここ、ちょっと重要。
なので「動画コミュニティサイト」として、動画そのものを楽しむだけでなく、いろんな人とのコミュニケーションを楽しめるような仕組みを作っていきたいと思っています。そうっすねぇ、ちょっとカッコつけて言えば、「あなたの私の真ん中に、ニコニコ動画」ってわけです。ま、真ん中じゃなくて左斜め脇ぐらいにいられればいいと思うんですけどね。
ということで、このコミュニケーションの部分でも、何か新しいことができないかと考えています。例えばニコニコメッセなんかも、そんな「もっといろんなコミュニケーションの形を」という1つのアプローチだったりします。まだの人はちょっと試してみてくださいね。今後もそんな感じで、動画がコミュニケーションのネタの1つになるように、サービスを提供していければと思ってますし、いくつかの答えは今度のニコニコ大会議で発表されるかもしれません。
ちなみに夏野はビジネスのプロ中のプロなわけですが、このイベントで『PVはサイトの構成によって変えられるが、UUはビジター数なのでそのままメディアパワーと考えられる。動画再生回数は1900万回で、平均滞在時間も 34.5分。1PVあたりの滞在時間は3分14秒と非常に長い。これをなんとかビジネスにできないかというのが、私の大きなミッション』なんてことも言ってたみたいです。
いやー、なにやら専門用語がたくさんで、大人の本気を感じますね! 大人のすごいやつな感じです。こういった方々の力は本当にパワフルで、大人同士で難しい話をしてたかと思うと、ぐわー、どわーっ、ひゅいーん、ばばばばで、チャリンチャリン♪ とかなるのでコラム担当としては他人事のように期待していたいと思います!